2013-08-10 14:09 | カテゴリ:雑談
最近毎日巨峰を食べています♪

実は数年前に父が家の畑に巨峰を植えたのですが、これが大量に巨峰を実らせてくれて♪

ただ、事件もありました。
一年前に初めて実がなったのですが、二本植えた内の一本の実が小さいのです。

塩漬けマン「なんかこっちの木の実、生長遅いね」

父「そうじゃの・・・」

塩漬けマン「なんかこっちの木の実、玉が小さいね」

父「そうじゃの・・・」

塩漬けマン「なんかこっちの木とそっちの木で実のとこの枝の色が赤と緑で違うよね」

父「どうやら、こっちの木は・・・巨峰ではなく、ベリーAらしい・・・」

塩漬けマン「!!!・・・だって・・・巨峰を買ったんだよね?」

父「そうだが・・・育ててみたら違っていたっぽい」

塩漬けマン「そんな・・・だって、もう葡萄棚も作って・・・木もこんなに大きくなって・・・今更?とりかえしつかないよ・・・詐欺じゃないかっ!」

父「うむ・・・」

塩漬けマン「・・・切っちゃおうよ。」

父「!? な・・・ベリーAだって美味しいんだぞっ!」

塩漬けマン「だって所詮ベリーAでしょ・・・いらないよ。切ってピオーネを植えようよ」

父「巨峰とは季節がずれるし、ベリーAにはベリーAのいい所があるんだ」

父は、せっかく苦労して育てたベリーちゃんに愛着が沸いたのか、かばうかばう。
しかし北の将軍様以上に無慈悲な塩漬けマン

塩漬けマン「いいよ、所詮ベリーAだよ。いらないよ。ピオーネ、ピオーネ」

っと無慈悲な伐採を主張。
しかし父親のベリーちゃんへの愛情に負け、結局、ベリーちゃんを残しつつ、新たにピオーネを二本植えることで妥協。
今年ピオーネは枝を伸ばしたので、早ければ来年か再来年には実を付けるはずです♪

ピオーネって一房3000円とかいう最高級葡萄です♪
東京のスーパーでは安くて駄目なピオーネしか見たことありませんでしたが、産地の贈答品レベルのピオーネはこの世の物とは思えないほど美味しいです。
葡萄特有の酸味がなく、あま~くて、大きくて、つるっと皮が剥けて、種無しと・・・完璧なのです。
果物食べて感動したのは、太陽の卵夕張メロン、そしてこの黒い真珠ことピオーネの三つです。

ただ、農家視点で見ると葡萄って大変です。
今年二本の葡萄の木を摘果、摘粒、摘房、袋掛け、ジベリクリンするだけで、「なんて大変なんだ・・・」と思いました。
これを何百本の木・・・何千房もやる葡萄農家の人は・・・想像も出来ないぐらい大変な作業です。

知人の農家のお爺さんは息子にこう言って死んでいったそうです。
「何を作ってもいいけど、絶対葡萄にだけは手を出すな!」

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