2012-11-04 18:58 | カテゴリ:勉強や投資情報
決算発表で株価が通常考えられない動きをするパターンです。
※決算発表後の短期的な値動きです。

■決算発表が悪いのに株価が上がるパターン

【条件】市場が悪決算を予想し、株価に織り込まれている
【例】コマツ
中国関連株ということで、2012年8月頃に数年来の安値を記録
そのままず~っと安値圏で推移。
発表した第一四半期決算は
売上高4,699億円(前年同期比4.9%減)、
営業利益557億円(同18.5%減)、
純利益321億円(同42.3%減)
という減収減益の中間決算発表後、
悪材料出尽くし」という理由で高騰。
※通期の予想はほぼ据え置き

■決算発表が良いのに株価が下がるパターン

【条件】市場が好決算を予想し、株価に織り込まれている
【例】ユニ・チャーム
オムツ等日常消耗品でアジアで独占状態となり、
株価は長期に渡って上昇トレンド中。
発表した中間決算の期末予想は
売上高が4,900億円(前期比14.4%増)、
営業利益は565億円(同8.9%増)、
純利益は320億円(同18.6%増)
という好決算予想(市場の予想通り)
しかし「好材料出尽くし」という理由で下落。

★つまりまとめると、前年比とか前期比とか関係なく、
  市場予想より上か下か、サプライズであったか等
  で株価が上下する傾向にあります。

  例え赤字企業でも、市場予想より良い決算だと高騰するし、
  もっとひどい赤字決算発表をしても「悪材料出尽くし」
  とか言って株価は上がるのです

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