2022-04-10 09:45 | カテゴリ:農業
筍の季節がやってきました。

うちはすぐ裏山がテニスコート半分ぐらいの面積が自分の土地で竹藪なのですが、20年以上前に竹と杉の木を全部切ったので段々竹が生えなくなってます。
竹や杉の木で木陰になってた頃はシイタケの原木栽培とかしてましたが今は日当たりがいいので、栗・柚子・レモン・みかん・キンカン・梅・キウイを植えて果樹園にしています。

そしてその上の段は他人の土地で竹と杉の木があって勿論筍も沢山生えてきます。
今年はうちの土地は全く猪が来ずに筍が取られてなかったのですが、上の段は猪が来て筍全滅でした。
↓至る所猪が掘った後だらけ
20220409筍猪2
↓ほぼ全部猪が筍を食べてる
20220409筍猪1

所が、うちの土地は大きな筍が生えなくなったのが、なぜか猪には分かるらしく、来て取ってないんですよ。
猪凄いなって思いました。

↓うちの土地は猪に荒らされてないので、取れた小さい筍
20220409筍

筍は今のシーズンが一番美味しく、それは全て猪の胃袋に収まります
ここから先に生えて来る筍は味が劣る筍で、人間はそれを食べるしかありません(´・ω・`)ショボーン
猪はグルメで、美味しくない筍はもう取りに来ないからです。

因みに、上の他人の竹藪の所有者は500メートルぐらい離れた所に住んでる人で、筍を取りに来たことがないです。
都会だと500メートルとか近所かもしれませんが、田舎では500メートルも離れた竹藪にわざわざ筍を取りに来る人はいません。
だって皆家の裏山で取れるから。
というか、ここが自分の土地というのすら知らないまま世代交代してると思います。
つまり、完全放置された土地で人が入れるのは、塩漬けマンが春に筍を折って回り、秋に低木(椿の木等ほっといたら覆い茂ってヤバくなる奴)を切って回ってるからです。
他にもうちの裏山一面、所有者が管理しない土地は、塩漬けマンが筍を折って回り、低木を切って回って荒れないように管理しています。
これが結構重労働なんですよね(´・ω・`)ショボーン

田舎暮らしって都会の人は憧れるかもしれませんが、近所の放棄地の管理もしないと自分が困るのでやらざるを得ず、結構大変ですよ。
山だけでなく夏は他人の放棄地の畑等の草刈りもしないといけないので、まじでお金を貰わないとやってられないレベルの重労働です。

なぜか知らない家からお中元のビールが沢山届くので何だろうと思ったら、近所の田畑畔の放棄地の草刈りは父がやってて、その土地の所有者からでした。

若い人は都会に出てて草刈りをしに田舎に帰って来たらなぜか草刈りされてる。塩漬けマンちがやってるって知って感謝してビールをお中元に送ってくる。結婚とかで苗字も変わってるのでまじで誰か分からない所からお中元が届く。

これ、父が草刈り出来なくなったら塩漬けマンがやらないといけないって事よ・・・膨大な面積を・・・だってお中元が届く以上やりたくなくてもやらないといけないでしょ・・・とんでもない十字架を背負っちまってるぜ(´・ω・`)ショボーン

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