2022-04-16 09:09 | カテゴリ:優待
↓今日の内容をまとめた動画です。


優待クロスをすると配当がある銘柄の場合、税金分損をするという人がいます。

信用取引(制度・一般) 配当金/優待クロスとは?

優待クロス配当調整金の説明

この説明だけだと、税金分損をする事になります。
【現物】配当10000円 - 税金2031円 = 7969円(配当利益)
【一般信用売】配当調整金10000円取られる=2031円の損
【制度信用売】配当調整金8469円取られる=500円の損
※制度信用の方が配当調整金が少ないのは配当金の100%でなく84.685%のため

しかし、特定口座で配当受取をしている場合、年度末の税金清算で税金は還付されるので配当分の損益は0円になるという人がいます。
どちらが正しいのか?

どちらも間違っていました!!

な、なんだって!

正確には一般信用では損益0円ですが、制度信用ではプラスになるのです。
優待クロス時配当調整計算最終版
要は、制度信用だと配当調整金が84.685%なので配当金の15.315%分利益になるのです。
しかし、それは利益のため税金が掛かるので、そこから税金を引いたら結果的に約12%ぐらい儲かるという事。
上の図はそれを表しています。

極端な話をしたら1000万円分の配当金の銘柄を制度信用で両建てしたら122万ノーリスクで利益(売買手数料・金利は掛かるけど少額)になります・・・
ある事を考えなければ・・・そう!逆日歩!!

制度信用なので逆日歩がついたら逆に爆損しちゃいますよね。
後、年度末にならないと税金の処理が行われないのでそこまで資金拘束されるかもしれません。
しかも権利付き最終売買日だけに大量に両建てのクロス注文したら相場操縦で逮捕されそう・・・トヨタとかならいけるのかな?
ただ、資金効率を上げるために超高配当銘柄で、万が一逆日歩ついた時の被害を押さえるために値嵩株でやれば・・・今なら日本郵船とか・・・おっとこれ以上は・・・

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