2022-02-05 10:05 | カテゴリ:勉強や投資情報
東証の区分が以下のように再編されます。
東証市場再編図
上図は以下からの引用で、基本的な事は以下の記事を参照して下さい。
2022年、東証の市場再編!なぜ?上場基準はどう変わる?

これ、投資家視点からすると全く意味がないです。
投資家が求めているのは長期的に見ると国や経済の成長をちゃんと反映して上がり続ける指数です。
※国や経済が衰退するなら下がるのは当然、成長してるならそれ相応に正しく指数に反映されるという事

なぜ指数が大事かと言うと、現在インデックスファンド投資が世界中で流行って最盛期を迎えているからです。
経済の状況を正しく反映出来ない指数に存在価値はありません。

そして以下の図をナスダックとマザーズに着目して見て下さい。
20220129主要指数チャート

ナスダックのパフォーマンスが突出しています。
これはナスダックには成長企業が多いからです。
しかしマザーズと違うのは、ナスダックはナスダック市場そのものにプレミアムな価値があり、ナスダック上場企業は成長したからといってナスダックを抜ける事はありません。ナスダック自体が素晴らしいのです。
従ってナスダック指数も上がり続けます。

一方日本のマザーズ市場、及び新しく出来るグロース市場は成長して優良企業になった会社はどんどん抜けて行きます
結果ゴミ企業しか残りません。
これで指数が上がり続けるはずないだろっ!!
当然、日本経済の状況も正しく反映しません。

東証は市場再編をするならヒエラルキー構造にせず、3市場全て平等に価値あるものとし、一度上場したらその市場からよっぽどの事がないと抜けれないという仕組みにすべきでした。

塩漬けマンが東証だったら以下のように区分していました。
プレミアム・・・ガバナンスが高く世界で活躍する企業を目指す
バリュー・・・成長性を捨ててでも堅実性と保守性、そして配当が高い
グロース・・・成長しか考えない!
※この市場区分なら、投資家は金融緩和時はグロースインデックスを買い、金融引き締め時はバリューインデックスを買えばいいと非常に分かりやすくなります。

従って、例えば東京エレクトロンや任天堂やキーエンスなども、「うちは成長しか考えないんだ!」ってスタンスならグロースを選びます。
一番大事なのは会社のスタンス
こうする事でグロースに一流企業がこぞって参加してグロースにその名の通りの価値が出てきます。
現在のマザーズ市場、将来のグロース市場は、「グロース」と言う名のゴミの掃き溜めでしょ。

基本的に会社のスタンスで上場する市場が決まるため、選択基準は緩くていいです。
プレミアム・・・売上・営業利益か経常利益・ガバナンス
バリュー・・・財務健全性・配当(配当性向50%以上)
グロース・・・売上成長率(※バイオは除く)

これが基本。
その変わり、グロース以外は上場基準そのものをめちゃくちゃ厳しくします。
従ってそれを満たせない企業はグロースでの上場となり、グロースは玉石混淆となります。
ただし、数年売上が伸びない企業は配当を上げてバリューに移籍するか、上場廃止とします。
これでハコ企業始め、上場してる意味がない企業にご退場いただいて、市場健全化を成し遂げます。

なんか、最近岸田首相が配当を減らせとか「人間は呼吸しないと生きていけないのに、呼吸するな」レベルの意味不明な事を言っていたようですが、成長しない企業は配当出さないと、そもそも上場してる意味ないので、速やかにご退場いただきたいです。
配当出さないなら、その分成長投資に回して、売上を上げてグロース市場で頑張って下さい。
成長もしない、配当も出さないなら、非上場で勝手にやってくれって事。

↓コメントはツイッターからどうぞ ※忙しいと申し訳ありませんが、コメント返信出来ない事があります。
ツイッターアイコン1

↓応援クリックをして頂けたら感謝です。


↓まとめサイト(情報整理・速報等何でも)
情報の塩漬け部屋ロゴ4

↓拍手には特に意味はないのですが、ブログ内容の良し悪しパロメータとして使っています(´・ω・`)閑散期なのでマネゲも起きにくいので、決算セカンダリーを引き続き頑張りたいです。
トラックバックURL
→https://shiodukeman.jp/tb.php/3332-55cb5c01