2021-12-22 16:36 | カテゴリ:所見日記
●材料●

↓寄り前

FRONTEO
FRONTEO、金融機関向けコラボレーションプラットフォームを提供する米Symphony社と協業開始
→一時+16%も+8%引け

グリー
自己株式の消却に関するお知らせ
→+9%GU寄り天+3%引け

神栄
株式会社メディパルホールディングスとの資本業務提携及び第三者割当による新株発行に関するお知らせ
→ストップ高張付き

↓寄り後
JBR
10:00 伊藤忠商事株式会社との資本業務提携に関するお知らせ
→+7%

新生銀行
11:05 SBI社長、公的資金返済で新生銀の非上場化も-株価上昇は困難
→一時+10%も+5%引け

●●●●

新興復活!!
今日は閑散に売りなしでいやいや上がったんじゃなくて買いが圧倒的に上回って終日強かったです。
特に日経が寄り天で弱かったにも関わらず新興が強かったのはかなり印象いいです。
ダウが+560ドルでアフターコロナ中心に上げてましたが、そんなの関係なく、日本はアフターコロナよりも新興中心に上げていました。
20211222日本市場

今年のIPO換金売り・資金拘束暴落の大底はIPOラッシュMAX週の月曜日、火曜日に安値引けせず小リバ、金曜日大量7社上場の2営業日前の水曜日に大きくリバウンド
これは覚えておこう。来年のイベントに既に書いておきます。

大阪でオミクロン市中感染で後場日経は安値を付けるも、マザーズはすぐにリバウンドで高値引け
色々細かい材料は出てたけどちょっとしか動いていないので省略。
買ってる銘柄の詳細も省略。以下を参照して下さい。今週買った銘柄です。
20211222保有株
後現物でリニューアブル・ジャパン(本日IPO)
12月損切しまくっててこれなので全然儲かってないです。
昨日書いた通り本格的なリバウンドを逃さないのに一生懸命でしたし、逃した銘柄多数で悔しい想いをしています。

やっぱり今日はIPOに文面を割かないとです。
■12月IPO銘柄■メモの数字は左から公募価格・吸収金額・時価総額
20211222直近IPO
今回のIPO戦線はグロース視点ではなく、バリュー視点で見ないといけません。
つまり、割高成長株はダメで、バリュエーションが常識的に買えるかって視点です。
全てのIPOは公募価格がそもそも割高なので、IPOに割安株は存在しません。
その中でこれならギリギリ買ってもいいかなって銘柄の中から人気化する要素(=マネゲ要素含む)がある銘柄が良いです。
なぜなら、公募価格が適正であっても、不人気業種はやっぱりダメで、公募価格を割れても下げ続けます。
所詮株は人気投票ですから。
例えばのむら産業なんて公募価格1210円で今884円で、いくら指標が割安(PER6倍、PBR0.89倍、配当利回り4%)に見えても不人気万年割安バリューの括りなので株価は上がりにくいです。
逆にグロース系は一部(フレクト、JDSC)の銘柄を除いて公募価格は割れた上に寄り天の酷い惨状となっています。
本日IPO6社でグロース系は4社で以下の通り散々たる状況
・Finatext -22%公募割れの上初値から-15%(ストップ安) ※塩漬けマンがIPOまとめで【証券会社に「投資家ってどうしてこんなアホしかいないんだろうw」って舐められるから投資家はこのBBに参加すべきでない。】って書いてた奴ね
・THECOO -15%公募割れの上初値から-16%(ストップ安)
・サインド -8%公募割れで初値から-0.7%グロース超絶割高設定
・網屋 +6%公募より上で初値から-5%割高ではあるけど常識の範囲内の公募価格

サクシードは数字はよくて普通の公募価格で小型でもあったので流石に初値は公募比+7%だけど不人気業種で初値から-15%
これが公募価格的に買える奴でも不人気はダメってパターンね。

今日上場二日目で初値が付いたラバブルは上記を読めば絶対にセカンダリー突撃したらダメって分かりますよね。
公募の約5倍で寄ってこの市況で誰が買うのか・・・実際寄って一瞬連買になったけど、秒で連売になってそのまま寄らずストップ安でした。

ミスったなって思ったのはHYUGA PRIMARY CAREが不人気業種(介護系)でちょっとVCが多いからって過小評価してたかなって事。
でもこれは全く買う気がなかったのと、マネゲ系だと思うので逃してもしょうがないです。

もう一つミスったと思ったのは湖北工業
数字がよくてまとめでも【ダークホースになるかも】って書いておきながら、低く寄ったのに最初の寄り天を見て「やっぱり不人気業種はダメだ」と昨日買わなかったのですが、マネゲ要素(5G、光ファイバ)があって数字がいい銘柄なので人気化する要素があると考え直して、JCしては損切を何回も繰り返して持ち越しました。

もう一つ痛恨のミスをしてたのがリニューアブルジャパン
太陽光施設の売却が終わった影響で今期売上予想が-30%で、さらにやたらと営業利益から削られている最終益から計算されるPERが100倍と高いのであんまり調べてませんでした。
ちゃんと見てみたら、ストック型なのでPSRが大事で3.8倍と全然買える水準でした。
んで、減価償却を除いたEBITDAだと31億あるので、そこからPERを計算したら20倍前後になるので、こちらも全然買える水準でした。
でも何より大事なのは、同業のレノバと比べたら割安過ぎるって事・・・
※単体で見たら勿論割高ですよ。今の市況は再生可能エネルギーがバブってるだけ
上記に気づくのが遅れて「買わなきゃ!」って思った時は既に初値から+20%・・・「これ・・・公募割れしてたんだ・・・どうして買わなかったんだ・・・」と大後悔しつつ、始まるJCしては損切の繰り返しでなんと+10%ぐらいまで付き合いましたよ!!!泣きそうになりながら買っては損切で粘着して、なんとか急騰前に仕込めて、最後は2000円に置いてある2万株の大きな売板を誰かが食べて一気呵成にストップ高引けでした。

上記の反省とは対照的にファインプレーだったのが、「グロースでもこれは上がる!」って思ってたJDSCを朝の寄り天の難しい中しっかり前利確したのと同じ枚数拾ってたらストップ高張付きました。
ただ、後場に日経CNBCにJDSCの社長が登場して、大体上がってるIPO銘柄は社長が日経CNBCに出たら暴落開始するのです。
これをIPO社長日経CNBC出演天井と言います。
JDSCは大丈夫だろうと思ってたら、社長出演と同時にみるみる買い板が消えて行き、売り板が増えてなんと寄りました!!
「まじか!!社長は日経CNBCに出るな( ゚Д゚)ゴルァ!!」
って思って、慌てて半分売りを出したのですが、速攻張り付いたので売りを取り消して様子見してたらストップ高張付いたまま引けてくれました。

ただ、日経CNBCに社長が出て業務内容を説明してくれたおかげで知らなかった事が分かりました。
JDSCって無料で企業のシステムのAI化をして儲かった分からお金を貰うビジネスモデルなんですけど、それだけでなく、例えばA社で作ったAIシステムを他同業他社にも売るという契約で仕事をしているビジネスモデルです。
つまり、一社だけのためのAI化ではなく、業界全体をAI化するっていう社会にAI革命を起こすビジネスモデルって事で、益々握力が強くなりました。

後は権利確定日に向けて節税売りが怖いですが、もうここまで来たら損出し売りではなく、節税クロスを皆するでしょと祈って、なんとか年末ラリーがここから始まって掉尾の一振と行きたいです!

●イベント● 赤:米関係
12月28日 権利確定日(=節税売り最終日)
2021年 【リプロセル】慶応大iPS心筋、移植の治験開始を目指す(申請中)
※阪大は3年の計画で治験実施中
2021年 【日本カーバイド】マクセルが日本カーバイドの再帰光学部材を使用した空中映像と高精度の空中操作が可能な非接触HMI「Advanced Floating Image Display」を市場投入
2021年 【古河電池】再生エネ活用の本命「バイポーラ型蓄電池」のサンプル出荷開始
2021年後半 【フライト】Android携帯を決済端末に変える「Tapion」を市場投入
2021年末まで 【リボミック】滲出型加齢黄斑変性治療薬(RBM-007)の米国第 2 相 TOFU 試験の完了を目指す
2021年後半 【DWTI・メドレックス】「DW-5LBT」承認、2022年度上市見込み ※DWTIはそれでも赤字予定
2022年 【リプロセル】慶応大iPS心筋、移植の承認を目指す(申請中)
2022年 【オンコリス】すい臓がん薬を22年にも治験へ(米国で・OBP-702)
2022年中 【ソレイジア】新規化合物ダリナパルシン(開発コード:SP-02)の当局承認と販売開始を目指す
2022年1Q(~3月31まで目標) 【ヘリオス】HLCM051 ARDS(急性呼吸窮迫症候群)治験2相申請準備中 ※先駆け審査指定
2022年2Q(1月~) 【ヘリオス】HLCM051 Stroke(脳梗塞急性期)治験2/3相データ解析(3月に最終患者来院予定)※先駆け審査指定で申請準備中
2022年1月10日 【リボミック】サンフランシスコで開催されるJPMorgan Healthcare Conferenceで、本来3月予定だったRBM-007(滲出型加齢黄斑変性)TOFU治験のTop Lineデータ開示を、取りまとめが完了すれば行い製薬会社との協議を本格的に開始したい意向
2022年1月17日 【グレイス】不正会計疑惑で延期中の2022年3月期第2四半期報告書提出日
2022年1月上旬 【アサカ理研】リチウムイオン電池再生事業の新工場稼働
2022年1月以降 GOTOトラベル ※経口薬実用化後
2022年1月11日(予定) 東証、上場会社による新市場区分の選択結果の公表
2022年1月 【デルタフライ】DFP-14323の臨床第2相試験の結果判明(タグリッソ超え?・第二相で三相飛ばして承認は?三相やるなら4月から・第二相結果で効能拡大品申請は?)
2022年1月 【ケイブ】ライブ配信アプリのリリース
→中止
2022年1月下旬~2月中旬 【イメージワン】「多核種除去設備等で浄化処理した水からトリチウムを分離する技術」二次評価
2022年2月 パウエルFRB議長任期満了
2022年3月末 【レナサイエンス】新型コロナウイルス感染症に伴う急性呼吸窮迫症候群(ARDS)治療薬、プラセボ対照後期第Ⅱ相医師主導治験終了予定→6月治験総括報告書完成予定
2022年4月4日 東証新市場区分一斉移行日
2022年4月まで 【デルタフライ】DFP-10917(ピーク時年間売上日米1000億を見込む)アメリカ治験Ⅲ相終了予定
2022年10月まで 【デルタフライ】DFP-10917アメリカFDA承認を目指す
2023年4月まで 【デルタフライ】DFP-10917アメリカ上市目指す→その後ベネトクラクスとの併用療法の臨床試験を実施予定(併用された場合売上数倍)
2022年4月28日まで 【和歌山カジノ】県と事業者が共同で「区域整備計画」を作成し国に認定申請
2022年春 【三菱ケミカル】田辺三菱が植物由来コロナワクチン 22年春にも国内申請
2022年6月まで 【リバーホールディングス】住友化学とプラスチック廃棄物を製品として再生させるマテリアルリサイクルで業務提携の検討期限
2022年7月第二週末二日? ETF分配金売り8000億円(2021年の額)で外部環境も悪いと買い手不在になり個別株は全面安の地獄になる
2022年7月末 決算期から夏枯れで閑散になるのでマネゲ銘柄と不必要な銘柄はポジらない事。リバ取りも厳禁。7月末で地獄なのに8月はさらに地獄でノーポジも考えるかちゃんとショートしてないと死ねる↓去年の教訓
閑散(夏枯れ+決算期)×ショック=暴落 これほぼ毎夏起きるのに回避出来ず・・・ショート外したのが致命的だった→以降ずっと地獄が続くので教訓に8月までのブログを読み返しておく事。途中のまとめ
※8月中旬からのリバウンドを逃すとパフォーマンス的に致命傷になる
→その対応策のまとめ
実際に8月末から9月上旬異常な上昇をした時の教訓
2022年上半期まで 【オンコリス】コロナ治療薬OBP-2011の臨床試験の開始を目指す
2022年8月 【4390アイ・ピー・エス】フィリピン国内海底ケーブルシステムの完成予定
2022年前半 【クリングル】HGFタンパク質の治験(ALS:日本)第二相終了予定
2022年後半 【クリングル】HGFタンパク質の治験(脊髄損傷急性期:日本)第三相終了予定
※米国とアジアは提携パートナーによる開発で日本より少し遅れそう
→販売承認されたら2024年10月~2025年9月以降、恒常的な製品売上により黒字化達成を目指す
2022年12月 IPOラッシュのIPO換金売り・資金拘束で新興崩壊の可能性。閑散に買いなしで連日マザーズ寄り天安引けの地獄
※2021年の大底はIPOラッシュMAX週の月曜日、火曜日に安値引けせず小リバ、金曜日大量7社上場の2営業日前の水曜日に大きくリバウンド(日経寄り天なのに新興だけ独自に強く高値引け+3.47%)
2022年度 こども庁発足目指す
2022年度内 【多木化学】バカマツタケ事業家を目指す
2022年度 【FDK】積層可能な10Ah水素/空気二次電池フィールド試験開始予定
未定 【レナサイエンス】慢性骨髄性白血病(CML)治療薬治験第三相協議中(複数の製薬会社と導出に関する協議も並行して実施中)
未定 【メドレックス】アルツハイマー治療貼付剤(MRX-7MLL)米国における治験許可申請中(メマンチン経口剤と生物学的同等性が確認出来れば治験2・3相は必要ないとFDA確認済み)※メマンチン経口剤の米市場規模120億円
未定 【北日本紡績】抗菌・抗ウイルス糸のSEK認定取得・提携大学による糸での新型コロナウイルス試験により効果を確認→上市
未定 【カルナバイオ】ギリアド社に導出した創薬プログラムの癌免疫低分子キナーゼは探索中だが、最大472億円のマイルストーンとなっている ※臨床前
未定 【カルナバイオ】大日本住友製薬との共同研究プログラムの精神神経疾患低分子キナーゼは探索中が最大106億円のマイルストーンとなっている ※臨床前
今年度中 【シンバイオ】 抗がん剤トレアキシンSyb L-1702RI液剤 全適応症第三相全被験者の観察期間完了で今年度中に承認申請予定
未定 【シンバイオ】 リゴセルチブSyB L-1101注射剤 再発・難治性 高リスクMDS 国際共同第三相追加解析実施中(※主要評価項目未達成。新規適応症の探索)
未定 【インパクト】CDEL社及びCDGL社に代わり、共にインドのコンビニ事業を推進する現地パートナー企業を募り、既に複数のパートナー候補へアプローチ中
未定 【ステムリム】レダセムチド(HMGB1ペプチド)に関する急性期脳梗塞を対象とした治験第二相終了。塩野義製薬においてグローバル第Ⅲ相臨床試験への移行に向けた準備

●ホールド中銘柄含み損益●
まぁまぁロング

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