2021-08-09 08:37 | カテゴリ:勉強や投資情報
αとは市場平均超過リターンの事です。
例えば1月から6月末まで半年のパフォーマンスは以下の通りです。

日経平均 27575→28791=+4.41%
マザーズ 1199→1207=+0.67
塩漬けマン 6849→8704=+27.08%

凄いでしょ?指数(市場平均)と比べて天才的なパフォーマンスを叩き出してました。
ノンレバレッジでこれよ?倍のレバレッジ掛けてたら半年で+54%よ?
正直この時はどうやったら利益を守れるかではなく、どうやったら億れるかしか考えていませんでした。
馬鹿でした。
億るためにポジションをキープしたまま、さらに上がる株を買いまくって大量ポジションにしてしまいました。

結果がどうなったか・・・7月からの夏枯れ相場をもろに喰らい、急激にαがなくなっています。

1月から現在までのパフォーマンス

日経平均 27575→27820=+0.89%(6月末比-3.52%)
マザーズ 1199→1064=-11.26%(6月末比-11.93%)
塩漬けマン 6849→8145=+18.92%(6月末比-8.16%)

特筆すべきは、日経平均はたった-3.52%なのに、塩漬けマンは-8.16%で急激にαがなくなっていっています。

ノンレバレッジでロングオンリーで自分のαが高い時は市場平均よりも上がる株を上手く買えている時であり、即ちそれは市況が変わればそのαは消える可能性が高い(自分のポジションだけ暴落する)事を意味しています。

7月まさにそれが起き、塩漬けマンが大量にポジっている銘柄だけが信じがたい暴落をしました。
αが高い時は利確をしてαを守る時
遥か昔からの相場格言:利確千人力とは正にこの事を言っているのだと思い知った2021年夏でした。

しかし株価の騰落はランダムウォークです。
夏枯れ相場とは言え、閑散に売りなしで全然下がらない事もあり得ます。
さらに、長期予定で持っている銘柄を嫌々売って、たまたま好材料が出て買い戻せない間に上がり続けたら・・・後悔してもしきれません。
そこで二つの対応策があります。
①長期予定で持っている銘柄であっても半益
②別の下がるであろう銘柄をショートする

①は折衷案
②は下がると思う銘柄程上がって逆に損をする可能性もある

まぁ夏は無理するなって事ですね。
適切なポジションサイズで「Don't do anything」(何もするな)

勿論、~ショックが来ることが予想出来たらロングポジションを必要最低限に減らしショートポジションは必要最大限に増やし、決算期なので次のαを求めて決算勝負(決算前も決算後も)はしないといけません。

何が言いたかったかと言うと繰り返しになるけど、αが増えた時は有頂天にならずに守りに入れ!って事。
その具体的な方法は半益(一旦利確。なんなら全部売るのも売った時の株価に囚われずにちゃんと買い戻せる人ならあり)やショートヘッジ。
まだまだ厳しい8月相場続くと思いますので、無理はせず守っていきたいです。

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