塩漬けマンの株奮闘記
脱サラ農家が経済的フリーを目指して投資を始めるも、投機(マネーゲーム)に目覚めてしまい、日々投機を頑張り、ついに農業も辞めて専業投機家になってしまったブログです(`・ω・´)キリッ ただの備忘録日記ですので、銘柄を書いても、買い推奨ではありませんし、むしろ危険なので買わないで下さい。「株価の騰落は神のみぞ知る」で誰も分かりません。裁量トレードは大部分の人に取ってゼロサムゲームどころかマイナスゲームですのでやらない事をお勧めします(´・ω・`)しょぼーん
| ホーム |
2019-11-17 08:31 |
カテゴリ:農業
冬になると、果樹や庭木の世話の時期となり、土日はほぼこの作業となります。
うちは農家じゃなくて、自家消費の家庭菜園レベルの畑と小さい庭ですが、結構大変です。
昨日は葡萄の木3本と桃の木1本に牛糞堆肥を入れました。
堆肥は勿論堆肥センターに直接買いに行きます。
↓湯気が出てまだ発酵している出来立てほやほやの堆肥

堆肥も発酵で作るのですが、火が出るぐらい高温となります。
↓堆肥を作る巨大なエリアが六ケ所ぐらいありますが、この膨大な堆肥も1シーズンで完売です。

↓昔農家やってたので、色んな堆肥見てますが、ここの堆肥は公営とは思えないぐらい、質が高いです。いい堆肥は元が牛糞だったとは思えない程、香ばしい薫りがして、さらっさらで、触るどころか、口に入れても平気だと思えるぐらいです。

これを二台分買いました。
何百キロかは諸事情により言えませんが、一台分で1500円で二台で3000円。
これをお店で買うと、多分3万円~10万円(堆肥もピンきりなので)ぐらいします。
これを一輪車で運んで木の周りに撒きます。

↓木から離しているのは、去年根元には入れているので、根は外にどんどん伸びるので、根本にはもう堆肥を入れても意味がないので、外側に入れていきます。

↓このぐらいの厚さにしているのは、堆肥マルチとするためです。

葡萄の正しい肥料のやり方は、木の周りに穴を掘って、そこに入れるのですが、うちはそんな労働力は掛けれないので、地上に撒いているだけですが、夏になると木の上にビニールを張って、さらに鳥獣対策で網やテグスをして草刈り機で入れなくなるので、堆肥を厚く敷く事によって雑草を生えなくさせる、堆肥マルチをしています。
↓後は一面に枯草を敷いておきます。

隣の空き地(フットサルコート二面分ぐらい)の草を夏の終わりから草刈りせずに伸ばしたのを先週草刈りして枯らしていたのです。
そのぐらいの広さの枯草も葡萄3本、桃1本のたった4本の木にほぼ全部使い切りました。
4本の木を趣味の家庭菜園レベルで育てるのにこのぐらいの堆肥、枯草が必要で、男二人で1日仕事です。
果樹の個人農家なんて一人で100本以上の木を監理しないといけないので、肥料をやるにも、途方もない作業になる事が分かると思います。
これを個人農家がやるなら、まず2トントラックが必要で、スコップや一輪車なんて使うのはあり得ないですから、小型のユンボが必要で、さらに軽トラックが圃場やハウスに入らない場合は、堆肥を積んで撒く機械が必要で、軽く一千万円を超える投資となります。
ハウスを建てるには勿論数千万円必要ですし、脱サラして個人農家っていうのが、かなり厳しい世界だというのが分かっていただけると思います。
ちなみに、うちには、葡萄の木4本、桃の木2本、ポポーの木2本、イチジクの木4本、グミの木1本、柿の木2本、キウイの木4本、柚子の木1本、スモモの木2本、ナッツの木2本、ビワの木2本、プルーンの木1本、よく分からない果物の木1本があって、それらの剪定作業で冬の土日はほぼ潰れます。
※堆肥を入れるのはちゃんと育てたい葡萄と桃だけ
堆肥やりすぎ感はありますが、堆肥のいい所は、一気に効かずに、数年かけてジワジワ効いていくので問題ないです。
化学肥料をこの量やるのは、金額的にも栄養的にもあり得ないですが、有機肥料である堆肥は時間を掛けて土壌菌が
アンモニア態窒素→亜硝酸態窒素→硝酸態窒素←これになってようやく植物の栄養となる
と分解して栄養となるまで時間が掛かるので、一度大量にやれば長く効きます。
ですので、二年目以降、どんどん堆肥の量を少なくしていくのが普通のやり方です。
また、枯草をやるのは土づくりも兼ねていて、こうする事によって虫やミミズが湧いていい土にしてくれます。
うちは周りが田んぼで水はけが悪い土地なので、果樹も野菜も上手く育たないです。
果樹も野菜も一番大事なのは水はけで、水はけが悪いと、植物が頑張って根を張らなくても水が手に入るため、根を張りません。
すると、野菜にしろ果樹にしろ、あまり育たないし美味しくもないです。
つまり、一番大事なのは根なのです。
そして水はけはもうどうしようもないので、せめて根が張る土を良くするしかないです。
その土作りを兼ねての大量堆肥&枯草です。
そして去年初めて堆肥を大量に入れたのですが、今までピオーネは黒くならなくて赤いままで、食べれるけど、あまり美味しくなかったのですが、堆肥の効果てきめんで、今年は見事に美味しく育ちました。
↓摘粒をあまりしなかったので粒が小さいですが、もっと摘粒したら粒も大きくなります。これでも、最後の方に残ってたピオーネの写真で、一番出来が悪い方のです。

んで、草を抜いてて気づいたのですが、去年堆肥を入れた所に、木の根が凄く伸びていました。
やはり水はけが悪いので、下に根が伸びないので、今まで上手く出来なかったのだと、堆肥を入れて上に根が伸びたおかげで、上手く出来たのだと思いました。
↓コメントはツイッターからどうぞ ※忙しいと申し訳ありませんが、コメント返信出来ない事があります。

↓応援クリックをして頂けたら感謝です。


↓拍手には特に意味はないのですが、ブログ内容の良し悪しパロメータとして使っています(´・ω・`)
うちは農家じゃなくて、自家消費の家庭菜園レベルの畑と小さい庭ですが、結構大変です。
昨日は葡萄の木3本と桃の木1本に牛糞堆肥を入れました。
堆肥は勿論堆肥センターに直接買いに行きます。
↓湯気が出てまだ発酵している出来立てほやほやの堆肥

堆肥も発酵で作るのですが、火が出るぐらい高温となります。
↓堆肥を作る巨大なエリアが六ケ所ぐらいありますが、この膨大な堆肥も1シーズンで完売です。

↓昔農家やってたので、色んな堆肥見てますが、ここの堆肥は公営とは思えないぐらい、質が高いです。いい堆肥は元が牛糞だったとは思えない程、香ばしい薫りがして、さらっさらで、触るどころか、口に入れても平気だと思えるぐらいです。

これを二台分買いました。
何百キロかは諸事情により言えませんが、一台分で1500円で二台で3000円。
これをお店で買うと、多分3万円~10万円(堆肥もピンきりなので)ぐらいします。
これを一輪車で運んで木の周りに撒きます。

↓木から離しているのは、去年根元には入れているので、根は外にどんどん伸びるので、根本にはもう堆肥を入れても意味がないので、外側に入れていきます。

↓このぐらいの厚さにしているのは、堆肥マルチとするためです。

葡萄の正しい肥料のやり方は、木の周りに穴を掘って、そこに入れるのですが、うちはそんな労働力は掛けれないので、地上に撒いているだけですが、夏になると木の上にビニールを張って、さらに鳥獣対策で網やテグスをして草刈り機で入れなくなるので、堆肥を厚く敷く事によって雑草を生えなくさせる、堆肥マルチをしています。
↓後は一面に枯草を敷いておきます。

隣の空き地(フットサルコート二面分ぐらい)の草を夏の終わりから草刈りせずに伸ばしたのを先週草刈りして枯らしていたのです。
そのぐらいの広さの枯草も葡萄3本、桃1本のたった4本の木にほぼ全部使い切りました。
4本の木を趣味の家庭菜園レベルで育てるのにこのぐらいの堆肥、枯草が必要で、男二人で1日仕事です。
果樹の個人農家なんて一人で100本以上の木を監理しないといけないので、肥料をやるにも、途方もない作業になる事が分かると思います。
これを個人農家がやるなら、まず2トントラックが必要で、スコップや一輪車なんて使うのはあり得ないですから、小型のユンボが必要で、さらに軽トラックが圃場やハウスに入らない場合は、堆肥を積んで撒く機械が必要で、軽く一千万円を超える投資となります。
ハウスを建てるには勿論数千万円必要ですし、脱サラして個人農家っていうのが、かなり厳しい世界だというのが分かっていただけると思います。
ちなみに、うちには、葡萄の木4本、桃の木2本、ポポーの木2本、イチジクの木4本、グミの木1本、柿の木2本、キウイの木4本、柚子の木1本、スモモの木2本、ナッツの木2本、ビワの木2本、プルーンの木1本、よく分からない果物の木1本があって、それらの剪定作業で冬の土日はほぼ潰れます。
※堆肥を入れるのはちゃんと育てたい葡萄と桃だけ
堆肥やりすぎ感はありますが、堆肥のいい所は、一気に効かずに、数年かけてジワジワ効いていくので問題ないです。
化学肥料をこの量やるのは、金額的にも栄養的にもあり得ないですが、有機肥料である堆肥は時間を掛けて土壌菌が
アンモニア態窒素→亜硝酸態窒素→硝酸態窒素←これになってようやく植物の栄養となる
と分解して栄養となるまで時間が掛かるので、一度大量にやれば長く効きます。
ですので、二年目以降、どんどん堆肥の量を少なくしていくのが普通のやり方です。
また、枯草をやるのは土づくりも兼ねていて、こうする事によって虫やミミズが湧いていい土にしてくれます。
うちは周りが田んぼで水はけが悪い土地なので、果樹も野菜も上手く育たないです。
果樹も野菜も一番大事なのは水はけで、水はけが悪いと、植物が頑張って根を張らなくても水が手に入るため、根を張りません。
すると、野菜にしろ果樹にしろ、あまり育たないし美味しくもないです。
つまり、一番大事なのは根なのです。
そして水はけはもうどうしようもないので、せめて根が張る土を良くするしかないです。
その土作りを兼ねての大量堆肥&枯草です。
そして去年初めて堆肥を大量に入れたのですが、今までピオーネは黒くならなくて赤いままで、食べれるけど、あまり美味しくなかったのですが、堆肥の効果てきめんで、今年は見事に美味しく育ちました。
↓摘粒をあまりしなかったので粒が小さいですが、もっと摘粒したら粒も大きくなります。これでも、最後の方に残ってたピオーネの写真で、一番出来が悪い方のです。

んで、草を抜いてて気づいたのですが、去年堆肥を入れた所に、木の根が凄く伸びていました。
やはり水はけが悪いので、下に根が伸びないので、今まで上手く出来なかったのだと、堆肥を入れて上に根が伸びたおかげで、上手く出来たのだと思いました。
↓コメントはツイッターからどうぞ ※忙しいと申し訳ありませんが、コメント返信出来ない事があります。

↓応援クリックをして頂けたら感謝です。


↓拍手には特に意味はないのですが、ブログ内容の良し悪しパロメータとして使っています(´・ω・`)
| ホーム |