塩漬けマンの株奮闘記
脱サラ農家が経済的フリーを目指して投資を始めるも、投機(マネーゲーム)に目覚めてしまい、日々投機を頑張り、ついに農業も辞めて専業投機家になってしまったブログです(`・ω・´)キリッ ただの備忘録日記ですので、銘柄を書いても、買い推奨ではありませんし、むしろ危険なので買わないで下さい。「株価の騰落は神のみぞ知る」で誰も分かりません。裁量トレードは大部分の人に取ってゼロサムゲームどころかマイナスゲームですのでやらない事をお勧めします(´・ω・`)しょぼーん
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2017-11-04 13:16 |
カテゴリ:塩漬けマンと父親
■忙しいと申し訳ありませんが、コメント返信出来ない事があります。またコメントは荒らし対策のためツイッターを利用しています。■
読者から父の話題がかなり需要が高いようですので、今日は久しぶりに父の事でも。
こないだ父はソニーを持ってると書きましたが、他にも何を持ってるか聞いてきました。
KOA 決算済
アウトソーシング 決算済
日立化成 決算済
ソリトン 決算未
三洋貿易 決算未
綜研化学 決算未
などなど
このブログの昔からの読者であれば知ってると思いますが、父の復習をすると、
1.団塊世代の退職金目当ての〇村證券の営業攻勢に屈して投資信託購入→下がるだけ
2.定年退職を機に自分で本気で株をやって損失を取り戻そうとする→この頃塩漬けマンも本気で株を始める
3.他の人と同様、最初は小難しい決算を見るのが面倒くさくテクニカルに逃げる→負け続ける
4.ようやく真面目に真剣に決算を見始めて超絶出世株を初動で見つけまくっているのに握力がなく全部持ってない
という感じです。
1については、2013年の事で、↓過去記事をどうぞ。
野●證券
3については、父は典型的なご都合主義テクニカルで、
・欲しい銘柄を見つける
・あらゆる指標・テクニカルを見て買う理由を見つける
・買う
とにかく欲しい銘柄を見つけたら、ネガティブ情報が目に入らなくなり、テクニカルなんて有名なのだけでも20種類以上ありますから、どれかで無理やり買いサインを見つけて、買うというタイプでした。
ラインを引いても、そのラインに下から株価が上がって行ってたら、ラインが抵抗線になって売りサインじゃないですか・・・なのに「このラインを超えたら買いサインだから今のうちに買う( ・`ω・´)キリッ 」
「え・・・ラインの意味ね~じゃん!それって結局その銘柄が欲しいから、買う理由を頑張って見つけてるだけじゃん!」
って感じ・・・
テクニカルって統計学ですから、あらゆるテクニカルを極めて、こういう時はこれを使うって感じでストラテジーを組んで、バックテストで検証しなければいけないのに、「こうすれば勝てる」とかいうインチキハウツー本やネットで手に入るオカルトテクニカルで自分に都合のいいように解釈しているのですから、勝てるはずないです。
4については、2016年に記事にしてますが、勿論決算を見るのは最初からやってて、本格的に真面目にやり始めたのは2015年ぐらいです。↓こちらの過去記事をどうぞ
父の投資法
んで、上記リンク先でも書いてますが、四半期決算を見る事を知らずに、年単位でしか見てなかったので、4~5回耳にタコが出来るぐらい、
「前四半期比と前年同期比をお願いだから見て!他の投資家が四半期で動いてるのに、父さんだけ年単位で見てたら勝てないよ!しかも握力強いならいいけど、赤ちゃんの握力なのに、年単位という長期視点見てたらダメだよ」
と言ったので、さすがに四半期決算の伸び率とかを意識するようになっていましたが・・・またしても問題が・・・
どう見ても四半期決算で伸びてない銘柄を「凄い伸びてる!」って言ってるので、「どこが?」って聞いたら
父「経常利益が伸びてる!俺は経常利益しか見ない( ・`ω・´)キリッ 」
塩漬けマン「ポッ(||l ゚ д ゚)カ~ン・・・え?なんで?」
父「・・・」←理由を答えられない
塩漬けマン「俺は経常利益なんてほとんど見ないよ。参考程度。業績の伸びを見るって事は成長株投資でしょ?企業の成長で一番大事なのは本業の売上。売上が利益の源泉だから。次に大事なのは本業の利益、つまり営業利益。」
父「・・・」←困ったら無言
後ファンダの解釈も間違いが多いです。
PERをセクター不問で一律で考えて「PER14倍だからまだいける」とか言ってたので、
塩漬けマン「いや、それ卸売だから。卸売のPERは10倍以下で普通だよ」
父「卸売のPERが低いのは大手商社のせい。あいつらがPER低いからなぜか他もPERが低い」
塩漬けマン「全然違うから!卸売は手数料商売だから!商品を買って売って、左から右に流してるだけだから!リスク少ないけど薄利だからPER低いのが当たり前なんだよ!」
父「・・・」←困ったら無言
※ちなみに卸売(特に大手商社)がPER低い理由は↓こんなように説明されています
PERの使い方(2)なぜ商社株や不動産株のPERは低いのか
なぜ総合商社は万年割安銘柄なのか? ~持分法経営の意義~
※要は大手商社は手広く商売をして分散してるので、そういう投資信託を買うのと同じなので投資妙味がなく人気がないのでPERが低い
そしてやはり問題なのは、ご都合主義テクニカル同様、ファンダもご都合主義ファンダで、欲しい銘柄を見つけたら、ネガティブ情報は目に入らなくなって、頑張っていい所を見つけて買って「絶対上がる!」と妄信する事です。
と、こんな父ですが、真剣に業績メインで銘柄選択を始めて、さらに赤ちゃんの握力で損切を早くし始めてからは、勝ち続けています。
※妄信してるのに、株価下がると、すぐ売っちゃうんですよね。上がってもすぐ売るけど。売りも買いも赤ちゃんの握力です。
勿論、株を始めた頃に「凄い会社だ!絶対株価上がる!」と執心してたアリアケとか、ずっと持ってたらテンバガー行きそうですし、日本M&Aや日本ライフラインやレック等、出世株を上がる前に見つけているのに、赤ちゃんの握力で持ってないどころか、利益すら出せていないです。
でも赤ちゃんの握力だからこそ、利益は伸ばせていませんが、損切も早いので、それらの繰り返しとして、結果として勝ち続けています。
しかも赤ちゃんの握力なので、塩漬けマン同様、全面安的な大暴落は結構回避しています。
結局株で勝つコツは「素早い損切」なんですよね。
「損切貧乏」という言葉がありますが、実際は「素早い」損切をすればするほど、なぜかお金は増えるので「損切富豪」だと思います。
※だって基本株価が上がるか下がるかは1/2ですから、外れた方を素早く損切して、当たった方をちょっと握力強めで利益伸ばすだけで、トータルでは勝てます。
それが基本でそれで負けなくなったら、後はいかに利益を伸ばすか。
・アリアケやイケアや三洋貿易みたいな延々成長し続けて上がり続ける株は延々持ち続ける
・短期大相場になるマネゲに初動で乗って天井で売り抜ける
上は投資なので長期、下は投機なので短期。稼ぐ値幅が一緒なら下の方が時間が短い(時間的リスク極小)なので、下を頑張るべきというのが塩漬けマンのスタンス。
上で時間的リスクを相殺するには、大金投入という金銭的リスクを取る必要があります。
逆に言えば、下で金銭的リスクも取って大金投入するのが超効率的です。
※勿論、初動でなければ暴落リスクが高くなるので、無理ですが・・・つまりこのブログで最初から言っている、超絶材料初動全力です。
勿論、下を頑張りつつ、上もやれれば最強です。
尚、上記の投資法のため、塩漬けマンは計算上、最初の日本マイクロを当てた年はリターン2000%とかヤバい事になってますが、それを除いても、毎年30%以上のリターンを達成しています。
大量のポジションを持つことなく、1銘柄基本100万と決まっており、時にはノーポジになったり、ほとんどポジらない期間もあるのに、この数字は我ながらリスク管理が出来ているなと思っています。
勿論、出世株メインで信用全力ロングポジションを組んでいたら、とっくに億り人になっています。
でもそれは結果論・・・出世株って後にならないと分からないし、万が一、ドイツ銀行が破綻してたら、万が一中国経済が崩壊してたら、万が一北朝鮮有事が起きていたら、万が一大地震が起きていたら、逆に破産しています。
専業である以上、破産だけは避けなければいけませんから、リスク管理をマックスにした上でいかに儲けるかを追求しなければいけません。
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読者から父の話題がかなり需要が高いようですので、今日は久しぶりに父の事でも。
こないだ父はソニーを持ってると書きましたが、他にも何を持ってるか聞いてきました。
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アウトソーシング 決算済
日立化成 決算済
ソリトン 決算未
三洋貿易 決算未
綜研化学 決算未
などなど
このブログの昔からの読者であれば知ってると思いますが、父の復習をすると、
1.団塊世代の退職金目当ての〇村證券の営業攻勢に屈して投資信託購入→下がるだけ
2.定年退職を機に自分で本気で株をやって損失を取り戻そうとする→この頃塩漬けマンも本気で株を始める
3.他の人と同様、最初は小難しい決算を見るのが面倒くさくテクニカルに逃げる→負け続ける
4.ようやく真面目に真剣に決算を見始めて超絶出世株を初動で見つけまくっているのに握力がなく全部持ってない
という感じです。
1については、2013年の事で、↓過去記事をどうぞ。
野●證券
3については、父は典型的なご都合主義テクニカルで、
・欲しい銘柄を見つける
・あらゆる指標・テクニカルを見て買う理由を見つける
・買う
とにかく欲しい銘柄を見つけたら、ネガティブ情報が目に入らなくなり、テクニカルなんて有名なのだけでも20種類以上ありますから、どれかで無理やり買いサインを見つけて、買うというタイプでした。
ラインを引いても、そのラインに下から株価が上がって行ってたら、ラインが抵抗線になって売りサインじゃないですか・・・なのに「このラインを超えたら買いサインだから今のうちに買う( ・`ω・´)キリッ 」
「え・・・ラインの意味ね~じゃん!それって結局その銘柄が欲しいから、買う理由を頑張って見つけてるだけじゃん!」
って感じ・・・
テクニカルって統計学ですから、あらゆるテクニカルを極めて、こういう時はこれを使うって感じでストラテジーを組んで、バックテストで検証しなければいけないのに、「こうすれば勝てる」とかいうインチキハウツー本やネットで手に入るオカルトテクニカルで自分に都合のいいように解釈しているのですから、勝てるはずないです。
4については、2016年に記事にしてますが、勿論決算を見るのは最初からやってて、本格的に真面目にやり始めたのは2015年ぐらいです。↓こちらの過去記事をどうぞ
父の投資法
んで、上記リンク先でも書いてますが、四半期決算を見る事を知らずに、年単位でしか見てなかったので、4~5回耳にタコが出来るぐらい、
「前四半期比と前年同期比をお願いだから見て!他の投資家が四半期で動いてるのに、父さんだけ年単位で見てたら勝てないよ!しかも握力強いならいいけど、赤ちゃんの握力なのに、年単位という長期視点見てたらダメだよ」
と言ったので、さすがに四半期決算の伸び率とかを意識するようになっていましたが・・・またしても問題が・・・
どう見ても四半期決算で伸びてない銘柄を「凄い伸びてる!」って言ってるので、「どこが?」って聞いたら
父「経常利益が伸びてる!俺は経常利益しか見ない( ・`ω・´)キリッ 」
塩漬けマン「ポッ(||l ゚ д ゚)カ~ン・・・え?なんで?」
父「・・・」←理由を答えられない
塩漬けマン「俺は経常利益なんてほとんど見ないよ。参考程度。業績の伸びを見るって事は成長株投資でしょ?企業の成長で一番大事なのは本業の売上。売上が利益の源泉だから。次に大事なのは本業の利益、つまり営業利益。」
父「・・・」←困ったら無言
後ファンダの解釈も間違いが多いです。
PERをセクター不問で一律で考えて「PER14倍だからまだいける」とか言ってたので、
塩漬けマン「いや、それ卸売だから。卸売のPERは10倍以下で普通だよ」
父「卸売のPERが低いのは大手商社のせい。あいつらがPER低いからなぜか他もPERが低い」
塩漬けマン「全然違うから!卸売は手数料商売だから!商品を買って売って、左から右に流してるだけだから!リスク少ないけど薄利だからPER低いのが当たり前なんだよ!」
父「・・・」←困ったら無言
※ちなみに卸売(特に大手商社)がPER低い理由は↓こんなように説明されています
PERの使い方(2)なぜ商社株や不動産株のPERは低いのか
なぜ総合商社は万年割安銘柄なのか? ~持分法経営の意義~
※要は大手商社は手広く商売をして分散してるので、そういう投資信託を買うのと同じなので投資妙味がなく人気がないのでPERが低い
そしてやはり問題なのは、ご都合主義テクニカル同様、ファンダもご都合主義ファンダで、欲しい銘柄を見つけたら、ネガティブ情報は目に入らなくなって、頑張っていい所を見つけて買って「絶対上がる!」と妄信する事です。
と、こんな父ですが、真剣に業績メインで銘柄選択を始めて、さらに赤ちゃんの握力で損切を早くし始めてからは、勝ち続けています。
※妄信してるのに、株価下がると、すぐ売っちゃうんですよね。上がってもすぐ売るけど。売りも買いも赤ちゃんの握力です。
勿論、株を始めた頃に「凄い会社だ!絶対株価上がる!」と執心してたアリアケとか、ずっと持ってたらテンバガー行きそうですし、日本M&Aや日本ライフラインやレック等、出世株を上がる前に見つけているのに、赤ちゃんの握力で持ってないどころか、利益すら出せていないです。
でも赤ちゃんの握力だからこそ、利益は伸ばせていませんが、損切も早いので、それらの繰り返しとして、結果として勝ち続けています。
しかも赤ちゃんの握力なので、塩漬けマン同様、全面安的な大暴落は結構回避しています。
結局株で勝つコツは「素早い損切」なんですよね。
「損切貧乏」という言葉がありますが、実際は「素早い」損切をすればするほど、なぜかお金は増えるので「損切富豪」だと思います。
※だって基本株価が上がるか下がるかは1/2ですから、外れた方を素早く損切して、当たった方をちょっと握力強めで利益伸ばすだけで、トータルでは勝てます。
それが基本でそれで負けなくなったら、後はいかに利益を伸ばすか。
・アリアケやイケアや三洋貿易みたいな延々成長し続けて上がり続ける株は延々持ち続ける
・短期大相場になるマネゲに初動で乗って天井で売り抜ける
上は投資なので長期、下は投機なので短期。稼ぐ値幅が一緒なら下の方が時間が短い(時間的リスク極小)なので、下を頑張るべきというのが塩漬けマンのスタンス。
上で時間的リスクを相殺するには、大金投入という金銭的リスクを取る必要があります。
逆に言えば、下で金銭的リスクも取って大金投入するのが超効率的です。
※勿論、初動でなければ暴落リスクが高くなるので、無理ですが・・・つまりこのブログで最初から言っている、超絶材料初動全力です。
勿論、下を頑張りつつ、上もやれれば最強です。
尚、上記の投資法のため、塩漬けマンは計算上、最初の日本マイクロを当てた年はリターン2000%とかヤバい事になってますが、それを除いても、毎年30%以上のリターンを達成しています。
大量のポジションを持つことなく、1銘柄基本100万と決まっており、時にはノーポジになったり、ほとんどポジらない期間もあるのに、この数字は我ながらリスク管理が出来ているなと思っています。
勿論、出世株メインで信用全力ロングポジションを組んでいたら、とっくに億り人になっています。
でもそれは結果論・・・出世株って後にならないと分からないし、万が一、ドイツ銀行が破綻してたら、万が一中国経済が崩壊してたら、万が一北朝鮮有事が起きていたら、万が一大地震が起きていたら、逆に破産しています。
専業である以上、破産だけは避けなければいけませんから、リスク管理をマックスにした上でいかに儲けるかを追求しなければいけません。
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