塩漬けマンの株奮闘記
脱サラ農家が経済的フリーを目指して投資を始めるも、投機(マネーゲーム)に目覚めてしまい、日々投機を頑張り、ついに農業も辞めて専業投機家になってしまったブログです(`・ω・´)キリッ ただの備忘録日記ですので、銘柄を書いても、買い推奨ではありませんし、むしろ危険なので買わないで下さい。「株価の騰落は神のみぞ知る」で誰も分かりません。裁量トレードは大部分の人に取ってゼロサムゲームどころかマイナスゲームですのでやらない事をお勧めします(´・ω・`)しょぼーん
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2016-02-06 09:00 |
カテゴリ:勉強や投資情報
今クオンツやアルゴの勉強をしていて、ちょっと覚え書きです。
※前回記事はコチラ
※決してクオンツを推奨しているわけでないです。事実栄華を誇ったクオンツの人で大損害を出している人多いです。
クオンツとは以下のような意味ですが、これだけ読んでも意味不明だと思います。
↓読まなくていいですよ
クオンツは、「Quantitative(数量的、定量的)」から派生した用語で、高度な金融工学の手法を用い、マーケット(市場)の動向などに対して分析や予測を行う業務、またはその専門家のことをいいます。これは、1980年代のアメリカで、NASAのロケット工学を専攻した科学者が、量子力学などの手法を金融工学に取り入れたのが始まりで、その後、デリバティブ取引やリスクマネジメントなど様々な分野で盛んに用いられるようになりました。
現在、クオンツは、金融業界においては、高度な数学的手法や数理モデルを使って、マーケットを分析したり、投資戦略や金融商品を考案・開発したりすること、もしくはその専門家のことを指し、その中で、過去の市場データや企業業績の推移などの数値化できる情報を用いて分析したり、予測モデルを構築したりすることをを専門に行っている人を「クオンツアナリスト」と言います。また、定量モデルにより銘柄の魅力度を判断し、投資を行う運用手法を「クオンツ運用」と言い、その運用手法を使ったファンドが「クオンツファンド」です。(金融経済用語集)
クオンツとは物理学・数学を利用して金儲けする人や手法の事だと思っていいです。
具体的には彼らは以下のような投資行動を取ります。
■前提■
1.ランダムウォーク仮説により、株価は予測不能
2.効率的市場仮説により、株価は適正価格
上記二つの前提にたてば、
万年赤字糞企業の株をいつ買っても売っても、儲かる確率は50%、損する確率も50%
成長優良企業の株をいつ買っても売っても、儲かる確率は50%、損する確率も50%
となります。
長期投資(`・ω・´)キリッとかファンダ(`・ω・´)キリッとか言ってる人が見たら怒りそうですよね(´・ω・`)しょぼーん
『ザ・クオンツ』には以下のような事が書いてありました。
「その企業は何を作っているのか、良いものを作っているかなどということを気にするのは、ウォーレン・バフェットやピーター・リンチといった、ウォールストリートの時代遅れな人たちにやらせておけばいい。」
※クオンツの天才が集まったファンドLTCMは結局破産してソロスやバフェットに支援を乞うている事から、結局はソロスやバフェットに軍配が上がっています。
実は塩漬けマンも短期投機をしていて、常々ある事を感じていました。
「買う銘柄なんか何でもよくない?サイコロで決めてもいいじゃん。上がるも下がるも1/2。大事なのは売るタイミングでしょ」
勿論、今回クオンツの勉強をするまで、効率的市場仮説なんか知らなかったのですが、経験からこの金融経済学の考えと同じ結論に辿り着いていたという事です。
『ザ・クオンツ』にはある教授のセリフとしてこんな挑発的な事も書いてありました。
「株の銘柄選択をするのは完全な時間の無駄だと証明されている」
話を戻して、という訳で、初期の物理学・数学を投資に取り入れて理論・モデルを組み立てた開拓者達(バシュリエ、オズボーン、マンデルプロ達)は、「投資は儲からない」という結論しか出せずに、自ら投資をする事はなく、学問として追及するのみでした。
しかしソープは物理学を利用して投資で金儲けをする方法を編み出します。
物理学を利用して、ワラントや先物等、適正価格となっていない(複雑で分かりにくいため)金融商品の適正価格を見抜き、それが高ければ売り、安ければ買えばいいと気づいたのです。
※効率的市場仮説によればこのような状態(適正価格でない状態=非効率的な価格)は存在しえないのですが、価格の素早い値動きの間隙や、複雑な金融商品、マイナーな金融商品等の理由により、非効率的な価格となる事があり、クオンツは物理学やコンピュータを使い、素早くこの非効率的価格に気づく事で、利幅を抜く(=価格が適正になる=価格の効率化をしている)のです。
ただし、ランダムウォーク仮説により、勝率50%(=敗率50%)である以上、買いだけ、売りだけというポジションは絶対に取れません。
※片方だと勝率50%の博打でしかないから
ロングポジションを取ったら、同時にショートポジションでヘッジします。
ショートポジションを取ったら、同時にロングポジションでヘッジします。
※勿論同じ銘柄を売り買い両建てにするという意味ではないですよ。ワラントを売ったら現物を買うという感じで両建てにします。
※「クオンツの手法=売り買い両建て」ではないです。ソープの手法がそうだったというだけです。
こうすれば、株価がどれだけ上に動こうが、下に動こうか、損をする事はありません。
そして適正価格でない方は適正価格に近づくので、そこで決済すれば、利益となります。
ヘッジによりリスクフリーで利益をどんどん抜いていく。
これがソープが作った手法(デルタ・ヘッジ)であり、このようなヘッジを利用するファンドをヘッジファンドと言います。
※専門家でないので違ってたらすいません。イメージはこんな感じ。
※ヘッジファンドって知らなければ、何かよく分からないけど、凄い事やってるってイメージですけど、基本は上記のような事をやっているのです。
リスクフリーで利益が抜けるのですからぼろ儲けです。
物理学者が大挙してウォール街に押し寄せ、クオンツとなり、莫大な利益を上げる時代となりました。
事実クオンツ達は莫大な利益を上げ続け、彼らの「絶対」に儲かる手法は「絶対」に正しいと妄信されていきました・・・あの日まで・・・
運命の日!ブラックマンデーっ!!
クオンツ達が用いていたポートフォリオ・インシュアランスにより、売り注文が浴びせられ、暴落に拍車が掛かり、ダウ平均は過去最大の下げ幅の3倍も下落しました。
クオンツを含めて、多くの投資家が大損害を被り、破産に追い込まれた空前絶後の地獄・・・
※クオンツ以外の、特にファンダ投資とかしてる投資家からしたら、本当にいい迷惑です(´・ω・`)しょぼーん
クオンツからすれば「絶対」に正しいクオンツの手法で損失を出した・・・そんな馬鹿な・・・ありえない!
しかし
物理学者からすれば「絶対」に間違ったクオンツの手法で損失を出した・・・そんな当然な・・・あたりまえ!
なぜか?物理学とは前提・仮説の上に理論を組み立てる学問であり、前提・仮説が間違っていれば、理論も間違いとなります。
そして失敗→検証→修正を繰り返して理論は進化していくのであり、数理モデルとは、絶対的法則ではなく、万能でもなく、不完全な前提に基づいた、特定の状況でしか正しく機能しない未完成の道具でしかないのです。
ましてや、ポートフォリオ・インシュアランスの基になっていた、バシュリエ、オズボーンの数理モデルが間違っている(激しい例外が起こると正しく機能しない)事は、既にマンデルプロがブラックマンデーが起きる遥か昔に指摘していたのに・・・
そしてブラックマンデーを切り抜ける事が出来たのは、以下の真のクオンツ(物理学を投資に利用する投資家でなく、物理学に投資を利用する物理学者)の面々でした。
彼らは自分達が作った理論を妄信せずに、どれだけ完璧に利益を上げ続けようと、常に懐疑の視線を送っていました。
・ソープ (ファンド運営は相棒のリーガンに任せ、大学で教鞭を取りながらあくまで学者としての立場を貫いていた)
ソープは悪夢のブラックマンデーを終え、火曜日に動き利益を上げます。
勿論、「下がるんだから空売りすればいいじゃん」という勝率50%のギャンブルでなく、あくまで自らの編み出したクオンツの手法(売り買い両建てでどっちに動いても損をしない手法)で利益を出します。
※事実火曜日の午後から株価は一転急反発したので、空売りだけをしていたら大損害を被っていた
今回の崩壊の原因がポートフォリオ・インシュアランスにあると見抜いていたソープに取って、ブラックマンデーの大混乱の中で、先物と現物の価格が激しく乖離した状態は、その乖離を利用して利幅を抜くのを得意とするソープに取っては宝の山だったのです。
ソープは先物を買って現物を売る指示を部下のトレーダーに出します。
しかしトレーダーは「とても注文出来ない!」と拒否します。
市場は完全崩壊し、狂ったような注文が飛び交う阿鼻叫喚の地獄!
まともな神経を持った人間にはとても注文なんか出せない状況・・・
そんな中ソープは部下を叱咤、恐喝し無理やり注文を出させます。
結果利益を出す事に成功します。またブラックマンデーが起こった年の利回りも20%超えを達成します。
・オコナー&アソシエイツ (物理学者・数学者を多数雇っていた)
ポートフォリオ・インシュアランスの基になっていた、ブラック・ショールズモデルは例外的な値動きに対処できないと見抜いており、独自に修正し、例外的な値動きにも対応可能なモデルを開発していた事により、ブラックマンデーでの損害を免れる。
以上がブラックマンデーまでの「クオンツ」です。
クオンツはネットワーク・処理の高速化、アルゴリズムの進化等により、その後どんどん進化していきます。
そしてこの話から塩漬けマンが得られる教訓は以下の感じ
※クオンツになるつもりも、能力もないです
・どんなに利益を出しても、常に自分(のトレード手法や考え方)を疑い進化し続けなければいけない
・片方のポジションだけというのは結局50%ギャンブルやってるのと変わらないと自覚すること
※逆ポジションのヘッジを推奨している訳でなく、まずは自覚する事が大事
・勝率を50%から少しでも上げる方法を見つけないといけない
※長期投資ならそれはファンダとかでしょうし、短期投機なら、今回の勉強の主目的である、敵(特にアルゴの挙動)を知るというのはまさに確率を上げる行為
■忙しいと申し訳ありませんが、コメント返信出来ない事があります■
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※前回記事はコチラ
※決してクオンツを推奨しているわけでないです。事実栄華を誇ったクオンツの人で大損害を出している人多いです。
クオンツとは以下のような意味ですが、これだけ読んでも意味不明だと思います。
↓読まなくていいですよ
クオンツは、「Quantitative(数量的、定量的)」から派生した用語で、高度な金融工学の手法を用い、マーケット(市場)の動向などに対して分析や予測を行う業務、またはその専門家のことをいいます。これは、1980年代のアメリカで、NASAのロケット工学を専攻した科学者が、量子力学などの手法を金融工学に取り入れたのが始まりで、その後、デリバティブ取引やリスクマネジメントなど様々な分野で盛んに用いられるようになりました。
現在、クオンツは、金融業界においては、高度な数学的手法や数理モデルを使って、マーケットを分析したり、投資戦略や金融商品を考案・開発したりすること、もしくはその専門家のことを指し、その中で、過去の市場データや企業業績の推移などの数値化できる情報を用いて分析したり、予測モデルを構築したりすることをを専門に行っている人を「クオンツアナリスト」と言います。また、定量モデルにより銘柄の魅力度を判断し、投資を行う運用手法を「クオンツ運用」と言い、その運用手法を使ったファンドが「クオンツファンド」です。(金融経済用語集)
クオンツとは物理学・数学を利用して金儲けする人や手法の事だと思っていいです。
具体的には彼らは以下のような投資行動を取ります。
■前提■
1.ランダムウォーク仮説により、株価は予測不能
2.効率的市場仮説により、株価は適正価格
上記二つの前提にたてば、
万年赤字糞企業の株をいつ買っても売っても、儲かる確率は50%、損する確率も50%
成長優良企業の株をいつ買っても売っても、儲かる確率は50%、損する確率も50%
となります。
長期投資(`・ω・´)キリッとかファンダ(`・ω・´)キリッとか言ってる人が見たら怒りそうですよね(´・ω・`)しょぼーん
『ザ・クオンツ』には以下のような事が書いてありました。
「その企業は何を作っているのか、良いものを作っているかなどということを気にするのは、ウォーレン・バフェットやピーター・リンチといった、ウォールストリートの時代遅れな人たちにやらせておけばいい。」
※クオンツの天才が集まったファンドLTCMは結局破産してソロスやバフェットに支援を乞うている事から、結局はソロスやバフェットに軍配が上がっています。
実は塩漬けマンも短期投機をしていて、常々ある事を感じていました。
「買う銘柄なんか何でもよくない?サイコロで決めてもいいじゃん。上がるも下がるも1/2。大事なのは売るタイミングでしょ」
勿論、今回クオンツの勉強をするまで、効率的市場仮説なんか知らなかったのですが、経験からこの金融経済学の考えと同じ結論に辿り着いていたという事です。
『ザ・クオンツ』にはある教授のセリフとしてこんな挑発的な事も書いてありました。
「株の銘柄選択をするのは完全な時間の無駄だと証明されている」
話を戻して、という訳で、初期の物理学・数学を投資に取り入れて理論・モデルを組み立てた開拓者達(バシュリエ、オズボーン、マンデルプロ達)は、「投資は儲からない」という結論しか出せずに、自ら投資をする事はなく、学問として追及するのみでした。
しかしソープは物理学を利用して投資で金儲けをする方法を編み出します。
物理学を利用して、ワラントや先物等、適正価格となっていない(複雑で分かりにくいため)金融商品の適正価格を見抜き、それが高ければ売り、安ければ買えばいいと気づいたのです。
※効率的市場仮説によればこのような状態(適正価格でない状態=非効率的な価格)は存在しえないのですが、価格の素早い値動きの間隙や、複雑な金融商品、マイナーな金融商品等の理由により、非効率的な価格となる事があり、クオンツは物理学やコンピュータを使い、素早くこの非効率的価格に気づく事で、利幅を抜く(=価格が適正になる=価格の効率化をしている)のです。
ただし、ランダムウォーク仮説により、勝率50%(=敗率50%)である以上、買いだけ、売りだけというポジションは絶対に取れません。
※片方だと勝率50%の博打でしかないから
ロングポジションを取ったら、同時にショートポジションでヘッジします。
ショートポジションを取ったら、同時にロングポジションでヘッジします。
※勿論同じ銘柄を売り買い両建てにするという意味ではないですよ。ワラントを売ったら現物を買うという感じで両建てにします。
※「クオンツの手法=売り買い両建て」ではないです。ソープの手法がそうだったというだけです。
こうすれば、株価がどれだけ上に動こうが、下に動こうか、損をする事はありません。
そして適正価格でない方は適正価格に近づくので、そこで決済すれば、利益となります。
ヘッジによりリスクフリーで利益をどんどん抜いていく。
これがソープが作った手法(デルタ・ヘッジ)であり、このようなヘッジを利用するファンドをヘッジファンドと言います。
※専門家でないので違ってたらすいません。イメージはこんな感じ。
※ヘッジファンドって知らなければ、何かよく分からないけど、凄い事やってるってイメージですけど、基本は上記のような事をやっているのです。
リスクフリーで利益が抜けるのですからぼろ儲けです。
物理学者が大挙してウォール街に押し寄せ、クオンツとなり、莫大な利益を上げる時代となりました。
事実クオンツ達は莫大な利益を上げ続け、彼らの「絶対」に儲かる手法は「絶対」に正しいと妄信されていきました・・・あの日まで・・・
運命の日!ブラックマンデーっ!!
クオンツ達が用いていたポートフォリオ・インシュアランスにより、売り注文が浴びせられ、暴落に拍車が掛かり、ダウ平均は過去最大の下げ幅の3倍も下落しました。
クオンツを含めて、多くの投資家が大損害を被り、破産に追い込まれた空前絶後の地獄・・・
※クオンツ以外の、特にファンダ投資とかしてる投資家からしたら、本当にいい迷惑です(´・ω・`)しょぼーん
クオンツからすれば「絶対」に正しいクオンツの手法で損失を出した・・・そんな馬鹿な・・・ありえない!
しかし
物理学者からすれば「絶対」に間違ったクオンツの手法で損失を出した・・・そんな当然な・・・あたりまえ!
なぜか?物理学とは前提・仮説の上に理論を組み立てる学問であり、前提・仮説が間違っていれば、理論も間違いとなります。
そして失敗→検証→修正を繰り返して理論は進化していくのであり、数理モデルとは、絶対的法則ではなく、万能でもなく、不完全な前提に基づいた、特定の状況でしか正しく機能しない未完成の道具でしかないのです。
ましてや、ポートフォリオ・インシュアランスの基になっていた、バシュリエ、オズボーンの数理モデルが間違っている(激しい例外が起こると正しく機能しない)事は、既にマンデルプロがブラックマンデーが起きる遥か昔に指摘していたのに・・・
そしてブラックマンデーを切り抜ける事が出来たのは、以下の真のクオンツ(物理学を投資に利用する投資家でなく、物理学に投資を利用する物理学者)の面々でした。
彼らは自分達が作った理論を妄信せずに、どれだけ完璧に利益を上げ続けようと、常に懐疑の視線を送っていました。
・ソープ (ファンド運営は相棒のリーガンに任せ、大学で教鞭を取りながらあくまで学者としての立場を貫いていた)
ソープは悪夢のブラックマンデーを終え、火曜日に動き利益を上げます。
勿論、「下がるんだから空売りすればいいじゃん」という勝率50%のギャンブルでなく、あくまで自らの編み出したクオンツの手法(売り買い両建てでどっちに動いても損をしない手法)で利益を出します。
※事実火曜日の午後から株価は一転急反発したので、空売りだけをしていたら大損害を被っていた
今回の崩壊の原因がポートフォリオ・インシュアランスにあると見抜いていたソープに取って、ブラックマンデーの大混乱の中で、先物と現物の価格が激しく乖離した状態は、その乖離を利用して利幅を抜くのを得意とするソープに取っては宝の山だったのです。
ソープは先物を買って現物を売る指示を部下のトレーダーに出します。
しかしトレーダーは「とても注文出来ない!」と拒否します。
市場は完全崩壊し、狂ったような注文が飛び交う阿鼻叫喚の地獄!
まともな神経を持った人間にはとても注文なんか出せない状況・・・
そんな中ソープは部下を叱咤、恐喝し無理やり注文を出させます。
結果利益を出す事に成功します。またブラックマンデーが起こった年の利回りも20%超えを達成します。
・オコナー&アソシエイツ (物理学者・数学者を多数雇っていた)
ポートフォリオ・インシュアランスの基になっていた、ブラック・ショールズモデルは例外的な値動きに対処できないと見抜いており、独自に修正し、例外的な値動きにも対応可能なモデルを開発していた事により、ブラックマンデーでの損害を免れる。
以上がブラックマンデーまでの「クオンツ」です。
クオンツはネットワーク・処理の高速化、アルゴリズムの進化等により、その後どんどん進化していきます。
そしてこの話から塩漬けマンが得られる教訓は以下の感じ
※クオンツになるつもりも、能力もないです
・どんなに利益を出しても、常に自分(のトレード手法や考え方)を疑い進化し続けなければいけない
・片方のポジションだけというのは結局50%ギャンブルやってるのと変わらないと自覚すること
※逆ポジションのヘッジを推奨している訳でなく、まずは自覚する事が大事
・勝率を50%から少しでも上げる方法を見つけないといけない
※長期投資ならそれはファンダとかでしょうし、短期投機なら、今回の勉強の主目的である、敵(特にアルゴの挙動)を知るというのはまさに確率を上げる行為
■忙しいと申し訳ありませんが、コメント返信出来ない事があります■
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ドンドルマ
っていうか先生、月曜日がブラックマンデー来そうなんですけど…。
フルポジの俺はガクブルです(汗
しかし、こうして見ると市場は既に研究され尽くしているのかもしれませんね。
まあ、インターネットの影響による株価の上下までは研究されてないでしょうから、それが今後のポイントかな〜みたいな。
フルポジの俺はガクブルです(汗
しかし、こうして見ると市場は既に研究され尽くしているのかもしれませんね。
まあ、インターネットの影響による株価の上下までは研究されてないでしょうから、それが今後のポイントかな〜みたいな。
2016-02-06 09:35 URL [ 編集 ]
CTAヘッジファンド
どらきち
塩さん、おはようございます。
参考になるか否か分かりませんが、興味深い記事がありましたのでご紹介いたします。
・高速ロボットによる取引
http://adpweb.com/eco/eco877.html
さて、ランダムウォークは二次元(売りと買い)しか考慮しなくてもいい場合であれば株式相場では成り立つ事になるでしょうが、これが三次元(不確定要素)が絡むとなると、もはやいかにヘッジファンドといえども太刀打ちできないことになるのでしょうね。
ところで、私、現在、「フェルマーの最終定理」という本を読んでおりますが、アルゴリズムは数論から発展したもののようで、また、プロの数学者と言う方達は、完璧に定理を証明できない限り、絶対はあり得ないという立ち位置に常にいるものなのだそうです。
よって、塩さんの言葉を借りれば、「ブラックマンデーを切り抜ける事が出来たのは、以下の真のクオンツ(物理学を投資に利用する投資家でなく、物理学に投資を利用する物理学者)の面々」だという事になるのだと思います。
長くなってしまって申し訳ありません。また、よろしくお願い致します。
参考になるか否か分かりませんが、興味深い記事がありましたのでご紹介いたします。
・高速ロボットによる取引
http://adpweb.com/eco/eco877.html
さて、ランダムウォークは二次元(売りと買い)しか考慮しなくてもいい場合であれば株式相場では成り立つ事になるでしょうが、これが三次元(不確定要素)が絡むとなると、もはやいかにヘッジファンドといえども太刀打ちできないことになるのでしょうね。
ところで、私、現在、「フェルマーの最終定理」という本を読んでおりますが、アルゴリズムは数論から発展したもののようで、また、プロの数学者と言う方達は、完璧に定理を証明できない限り、絶対はあり得ないという立ち位置に常にいるものなのだそうです。
よって、塩さんの言葉を借りれば、「ブラックマンデーを切り抜ける事が出来たのは、以下の真のクオンツ(物理学を投資に利用する投資家でなく、物理学に投資を利用する物理学者)の面々」だという事になるのだと思います。
長くなってしまって申し訳ありません。また、よろしくお願い致します。
2016-02-06 10:24 URL [ 編集 ]
下沢べ~す
こんちは(^.^)
まさに買うのも売るのもGD,GUもすべてがギャンブルでやればやるほど確率なんて上がらないって痛感してたところです。
ちょうど最近読んだ米ファンドマネージャーの本でも、売買で儲ける考えでは儲からない、損も同じだけするから。じゃあどうやって儲けているのかは、鞘を抜く、スプレッドで小さい差額をものすごい数重ねるのが飯を食べていけるヘッジファンドだって印象に残ってる言葉がありました。
まさに塩さんの今回の解説でもっと理解できましたよ!
でも、何度か鞘を狙ったんですが、売りは上がり、買いは下がり、スプレッドがますます開くのが己の実力でしたけど(-_-;)
まさに買うのも売るのもGD,GUもすべてがギャンブルでやればやるほど確率なんて上がらないって痛感してたところです。
ちょうど最近読んだ米ファンドマネージャーの本でも、売買で儲ける考えでは儲からない、損も同じだけするから。じゃあどうやって儲けているのかは、鞘を抜く、スプレッドで小さい差額をものすごい数重ねるのが飯を食べていけるヘッジファンドだって印象に残ってる言葉がありました。
まさに塩さんの今回の解説でもっと理解できましたよ!
でも、何度か鞘を狙ったんですが、売りは上がり、買いは下がり、スプレッドがますます開くのが己の実力でしたけど(-_-;)
2016-02-06 14:09 URL [ 編集 ]
shi
お疲れ様です。
結局、弱小個人投資家ってのは何が勝ちで何が負けかってことですね。
優待目当てで欲しい商品が来ることが勝ちな人も、利回り目当ての人も、投機で何倍も狙っている人も、損を出さないのが一番の人も、当人からしたらそこに当てはまったら勝ちなんでしょうね。
無駄な知識はないですが、それをどう使うかが重要で。
自分に合ったスタイル(市場の流れとは別の)で、利益を伸ばせればそれが一番だと思います。
…そうは言っても、本読もー(笑)
結局、弱小個人投資家ってのは何が勝ちで何が負けかってことですね。
優待目当てで欲しい商品が来ることが勝ちな人も、利回り目当ての人も、投機で何倍も狙っている人も、損を出さないのが一番の人も、当人からしたらそこに当てはまったら勝ちなんでしょうね。
無駄な知識はないですが、それをどう使うかが重要で。
自分に合ったスタイル(市場の流れとは別の)で、利益を伸ばせればそれが一番だと思います。
…そうは言っても、本読もー(笑)
2016-02-06 15:09 URL [ 編集 ]
まいどまいど
お疲れ様です。
昨日は忙しく、今、昨日と今日のブログ見させて頂きました。昨日は自動運転の上昇を気づいた時よく冷静に調べて判断しましたね。あの時間の上場のアナウンスは違和感を感じながらまさかということもあり、とりあえず買ってから調べるという手段もあったと思います。調べている最中に特買になり千載一遇の初動のチャンスをみすみす見逃し後悔するのではという葛藤もあったと思われます。しかし、不確実な目先の利益を追わず、しおづけまんさんは、最近の成長ぶりからするともっと先のことを瞬時に考え戦略を立てていたのでしょうか?(上がりきってから叩くとか)、ただ遅れて買えなかっただけではないと思っています。なんかしらチョット違う予感みたいなものを感じていたのではないでしょうか。
今日のブログは永遠のテーマみたいな感じですね。いつの時代も同じようなことが起こります。成功者は視野が狭くなり自分を過信します。要するに外部的要因などある程度過去の経験やデータから予測をつけて判断していると思います。それで今まで成功してきているわけですから。多分全銘柄が値が付かない状態になるなんて確率低いほうを考慮しないでしょうし。ドリームチーム(ノーベル経済学賞や元FRB元副議長)で結成されたヘッジファンドLTCMもロシアの債務不履行の確率は100万年に3回と計算し、それに応じたポジションをとったが逆にいってしまい破たん、なんてありました。
昨日は忙しく、今、昨日と今日のブログ見させて頂きました。昨日は自動運転の上昇を気づいた時よく冷静に調べて判断しましたね。あの時間の上場のアナウンスは違和感を感じながらまさかということもあり、とりあえず買ってから調べるという手段もあったと思います。調べている最中に特買になり千載一遇の初動のチャンスをみすみす見逃し後悔するのではという葛藤もあったと思われます。しかし、不確実な目先の利益を追わず、しおづけまんさんは、最近の成長ぶりからするともっと先のことを瞬時に考え戦略を立てていたのでしょうか?(上がりきってから叩くとか)、ただ遅れて買えなかっただけではないと思っています。なんかしらチョット違う予感みたいなものを感じていたのではないでしょうか。
今日のブログは永遠のテーマみたいな感じですね。いつの時代も同じようなことが起こります。成功者は視野が狭くなり自分を過信します。要するに外部的要因などある程度過去の経験やデータから予測をつけて判断していると思います。それで今まで成功してきているわけですから。多分全銘柄が値が付かない状態になるなんて確率低いほうを考慮しないでしょうし。ドリームチーム(ノーベル経済学賞や元FRB元副議長)で結成されたヘッジファンドLTCMもロシアの債務不履行の確率は100万年に3回と計算し、それに応じたポジションをとったが逆にいってしまい破たん、なんてありました。
2016-02-06 15:24 URL [ 編集 ]
素人マン
お疲れ様です。
塩さんやっぱ凄いですね。
投資家としてもう一段上のステージを目指されているんですね。
尊敬しちゃいます。
その気持ちが大切ですね。
時間もかかり失敗もあるとは思いますが、極めてください。応援しています。
塩さんやっぱ凄いですね。
投資家としてもう一段上のステージを目指されているんですね。
尊敬しちゃいます。
その気持ちが大切ですね。
時間もかかり失敗もあるとは思いますが、極めてください。応援しています。
2016-02-06 17:38 URL [ 編集 ]
HP自動更新チェッカーの設定の仕方
ひで
前に一度ご相談したものです。
先日はご回答ありがとうございました。助かりました。
早速ですが、HP自動更新チェッカーをインストールしましたが、全く使えてません。当方パソコンは不得手です。
ちなみに塩漬けマンさんは何社くらいHPを登録しておりますか。当方は50社ほど登録しました。
更新有無の箇所にUPDと表示されたところが新しくHPが更新されたのでしょうか。
もしそうであれば更新されたHPはどうやって閲覧するのですか。
いろいろ触っているうちにUPDが消えてしまいます。
前回及び前々回保存日時がいつの間にか表示されてます。
差分(要約)出力は選択行と全行の箇所を押しても検索条件に一致する項目はありません。と表示されます。
更新通知方法(ブザー)以外は全てチェック入れております。
更新されたらブザーが鳴るように設定したいのですが
更新チェック間隔10秒にしてるため10秒ごとに鳴ってしまいます。
現時点で全く活用できてない状態です。
分かりにくい文章だと思いますが、ご教授願います。
先日はご回答ありがとうございました。助かりました。
早速ですが、HP自動更新チェッカーをインストールしましたが、全く使えてません。当方パソコンは不得手です。
ちなみに塩漬けマンさんは何社くらいHPを登録しておりますか。当方は50社ほど登録しました。
更新有無の箇所にUPDと表示されたところが新しくHPが更新されたのでしょうか。
もしそうであれば更新されたHPはどうやって閲覧するのですか。
いろいろ触っているうちにUPDが消えてしまいます。
前回及び前々回保存日時がいつの間にか表示されてます。
差分(要約)出力は選択行と全行の箇所を押しても検索条件に一致する項目はありません。と表示されます。
更新通知方法(ブザー)以外は全てチェック入れております。
更新されたらブザーが鳴るように設定したいのですが
更新チェック間隔10秒にしてるため10秒ごとに鳴ってしまいます。
現時点で全く活用できてない状態です。
分かりにくい文章だと思いますが、ご教授願います。
2016-02-07 06:59 URL [ 編集 ]
Re: HP自動更新チェッカーの設定の仕方
塩漬けマン
>ひでさん
> ちなみに塩漬けマンさんは何社くらいHPを登録しておりますか。当方は50社ほど登録しました。
10社です。
私もあまり使っていません。
動作が遅いし、平行処理出来ないからです。
どうやらこのソフト所詮フリーソフトなので、スレッドプログラミング等、平行処理が甘く、デイトレードのような1秒を争う場合に厳しいかなと思いました。
> 更新有無の箇所にUPDと表示されたところが新しくHPが更新されたのでしょうか。
そうです。
> もしそうであれば更新されたHPはどうやって閲覧するのですか。
右クリックで、HPを開いたり、前回との差分を表示させたりのメニューが出てきます。
> 差分(要約)出力は選択行と全行の箇所を押しても検索条件に一致する項目はありません。と表示されます。
前々回の方に表示されている模様です。
> 現時点で全く活用できてない状態です。
あまり使い勝手はよくないソフトのようなので、私は絶対更新をチェックしたい10ぐらいのHPに限定して使ってみるつもりです。
> ちなみに塩漬けマンさんは何社くらいHPを登録しておりますか。当方は50社ほど登録しました。
10社です。
私もあまり使っていません。
動作が遅いし、平行処理出来ないからです。
どうやらこのソフト所詮フリーソフトなので、スレッドプログラミング等、平行処理が甘く、デイトレードのような1秒を争う場合に厳しいかなと思いました。
> 更新有無の箇所にUPDと表示されたところが新しくHPが更新されたのでしょうか。
そうです。
> もしそうであれば更新されたHPはどうやって閲覧するのですか。
右クリックで、HPを開いたり、前回との差分を表示させたりのメニューが出てきます。
> 差分(要約)出力は選択行と全行の箇所を押しても検索条件に一致する項目はありません。と表示されます。
前々回の方に表示されている模様です。
> 現時点で全く活用できてない状態です。
あまり使い勝手はよくないソフトのようなので、私は絶対更新をチェックしたい10ぐらいのHPに限定して使ってみるつもりです。
2016-02-07 19:24 URL [ 編集 ]
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