2020-12-16 17:24 | カテゴリ:所見日記
●材料●

↓寄り前

7093 アディッシュ 時価総額:33.21億円
世界初のMaaS事業者、MaaS Global社が提供するアプリ「Whim」が2020年日本で始動 アディッシュプラスが日本でのカスタマーケアを担当
→ストップ高張付き

6580 ライトアップ 時価総額:84.33億円
株式会社クレディセゾンとの資本業務提携及び株式の売出しに関するお知らせ
株式会社チェンジとの資本業務提携及び株式の売出しに関するお知らせ
→寄らずストップ高

↓寄り後

アイドマ
11:05 だれでもかんたんに。ラクにアプリを作って、ラクに運用できる。アプリクリエイティブクラウド「ラクリ」提供を開始 ※子会社HP
13:30 ニューフォリア、アプリクリエイティブクラウド「ラクリ」の提供開始について ※アイドマ適時開示
→前場プラ転で引けて、後場適時開示で一時ストップ高も+7%引け

●●●●

今日は四季報で謎に騰落する銘柄多数
目立ったのは以下ですが、他にも数え切れないぐらいの銘柄が四季報で動いていたと思います。
共和コーポ ストップ高張付き 解説に鬼滅の刃
三桜工業 一時ストップ高も+12% 解説に全固体電池

SEMITEC -13% 業績で四季報予想が減収減益

四季報を全く読まない派の塩漬けマンは、四季報で売買する人の気持ちが全く分かりません。
四季報を読まない理由は簡単で、決算がひと段落して一か月後ぐらいに最新号が発売されるので、つまり最新号の内容は一か月以上遅れた情報となり、決算短信を読んでいる投資家に取っては遅すぎて意味がないからです。
また業績の四季報予想は、証券会社のレーティングは勿論、自分すら信じない塩漬けマンに取っては、一切信じる理由がないので、これも意味がないです。
唯一四季報で意味があるとすれば、「解説」とかに書かれている文言によって起こるマネゲです。

今日の共和コーポとか三桜がそれで、今旬のマネゲ材料が四季報の記載で上がるのは投機家なので納得で、むしろ共和コーポに鬼滅の刃って書いてあるって知ってたのに監視を怠り、買わなかったので投機家失格だなって反省しています。
でも理解不能なのは、SEMITECとかの業績の四季報予想で騰落する現象です。
SEMITECは好決算で上がっていた銘柄です。
塩漬けマンみたいに、「欲しい・買いたい・・・でも怖い」って毎日我慢していた人に取っては天与の買い場ですが、四季報予想ごときでストップ安級に売られるなんて、ホルダーは怒り心頭だし、理不尽な思いをしていると思います。
四季報予想程度で売った人の気持ちが1mmも理解出来ませんし、その程度で売るぐらいなら最初から買うなよと・・・むしろその程度で売るホルダーがいなくなったのはSEMITECとそのホルダーに取っては朗報ですし、塩漬けマンも勿論買いました。
後、解説にインサイダー系(増資情報とか)のグレー情報も載る事があり、これで激しく騰落する銘柄もあります。

四季報は、業績の四季報予想解説にインサイダー系の情報を載せるのを止めた方がいいと思います。

それでは前置きは置いといて、今日は内容が盛りだくさんですよ!
まずは今一番盛り上がっているIPO戦線について。
再上場ファンドイグジット案件ローランド普通に公募割れして、誠意買いもなく見せ場もなかったのでスルー
次は塩漬けマンが今回のIPOラッシュで本命銘柄だと思っていたFast Fitness Japanです。
コロナ禍をモロに喰らう業種で、そのため2月のIPO延期から大幅ディスカウントされたものの不人気IPOだろうから公募割れを期待していたのですが、3000円に凄い枚数の買い板があり、それが消える事無く株価を押し上げて3000円(公募比+22%)で初値となりました。
これは買ったら売るつもりのない投資資金ですよね・・・さすがこんないい銘柄を、コロナ禍で激安で買えるチャンスを投資資金が逃すはずないですよね・・・(´・ω・`)ショボーン
本命なので3倍資金投入する予定でしたが、思ったより初値が高く怖いのでまずは半分の500株購入。下がったら買い増すつもりでしたが下がらないので500株追加購入!その後3000円の厚い買い板を睨んだ攻防も、それが食われた瞬間ナイアガラ!!!肝が冷えましたが、銘柄をしっかり調べて確信を持っての3倍資金投入だったので耐えていたら、バルミューダが寄りました。

バルミューダ知名度の勝利でなんと寄り底でストップ高張付きまで駆け上がりました!最初に特買になる直前に「買わなきゃ」って思ったのですが、調べて「スルー」と判断していた銘柄なので勇気がなくて買えませんでした(´・ω・`)ショボーン
結局、かつて鳥貴族がIPO時に、社長の息子がジャニーズってだけでマネゲったように、IPOは知名度とか人気とか何かあればとりあえずマネゲで上がるというのを実感し買わなかった事を後悔。
しかし、バルミューダに釣られてFast Fitness Japanも上がりだしました。
「やめてくれ!連れ高、連れ安なんていうマネゲで僕の大事なFast Fitness Japanちゃんは動かないで!!投資銘柄なんだから!」
と逆に下がれ下がれって思ってたら、はい、凄いナイアガラが来て慌てて
「ほら~!!マネゲで急騰すると必ず急落するんだから!!下げ過ぎぃいいいい。+10%ぐらいで終ってくれないと安全圏じゃないだろ!上がれ上がれ上がれ」
と都合の良い事を考えていたら最終的には+14%で引けました。

買った理由ですが、Fast Fitness Japan(エニタイムフィットネス)を調べてて、一番最初に思ったのが、
「あ・・・これリラクルと一緒だ」
って事です。リラクルってマッサージ屋さんじゃないんですよ。実質、マッサージ屋の箱(店舗)を作るだけの不動産屋です。マッサージ師はフリーランスで社員ではないので、「マッサージ師が働いている時間=リラクルにもお金が入る時間」という事で人件費の無駄が0で出店すればするほど儲かるので、本社の社員は不動産屋のように物件を探して店舗を作りまくるのが仕事という訳です。

Fast Fitness Japanもフィットネスジム運営というよりは、実質フィットネスの機械を置いてる店舗を作るだけの不動産屋のイメージ。
尚、Fast Fitness Japanはアメリカの大元から独占的なマスターフランチャイズ権を得て、日本のフランチャイズの元締めというだけでなく、直営店舗も経営してとにかく出店しまくる戦略を取っています。

20201216フィットネス2
※空白地に出店、競合地域にも出店、ドミナントで出店、既存店エリアにも出店・・・逆に教えてくれ、出店しない地域を・・・つまり店舗が赤字にならない場所ならどこにでも出店しまくるって事。

リラクルと違う点は、利用料が定額料金・・・つまりサブスクという点です。
他は、リラクルはフリーのマッサージ師をランキング制度や給料の差を設けて、力量・努力次第で稼げるようにしているため「安かろう、悪かろう」にならないのに対して、Fast Fitness Japanは機械を置いているだけなので最新機種に更新しているとはいえ「安かろう、悪かろう」になります。
ただし、企業経営で一番ネックになる人件費がほとんど掛からない(ジムにトレーナーがおらず受付スタッフがいるぐらいで、さらに夜間は無人)ため、リラクルよりも優れたビジネスモデル(=固定費が少なくなる)となっています。
代わりに機械設置の初期費用が掛かります。そのため減価償却で数字上の営業利益が削られて、見た目が悪化します・・・あれ?これってどっかの会社と一緒だな・・・投資して作れば作る程儲かるけど、減価償却で営業利益が減って見えるストック型ビジネスモデルの会社・・・JTOWERだ!!!

ここまで調べたら選択肢は「買う!」の一択。
後はどれだけ買うか・・・競合他社を調べてみると、儲かるビジネスモデルなので凄い数の同業他社が参入していました。
24時間営業のスポーツジム・フィットネスクラブ12選
中には4000円台とかプロテイン食べ放題とかの強力なライバルも・・・参入障壁が低いのでエニタイムフィットネスだけの利点がないといけません。

Fast Fitness Japanの利点は、日本だけが独立しているのではなく、世界中のエニタイムフィットネスの店舗が使いたい放題(28カ国4800店舗、日本は829店舗)という事。
そして日本中に作れば、引っ越しても解約されないし、出張が多い人はエニタイムフィットネス一択となります。
そのための、日本中をエニタイムフィットネスで埋め尽くす出店戦略となっています。

そのための資金調達としてのコロナ禍でのIPOです。
Fast Fitness Japanに取って、今はピンチどころか、最大のチャンスです。
・同業他社は24時間マシンジム特化型以外のジムも運営しているためコロナ禍で倒産の危機で出店どころではない
・飲食店が閉店ラッシュと不動産価格の下落で、好立地に安く出店出来る可能性が一番高い時期
今出店しまくらないでいつするんだ?という時期なので最大のチャンスなのです。

それは投資家に取っても同じです。
Fast Fitness Japanは平時でさえ減価償却で営業利益が数字上だけだけど減って見えるのに、さらにコロナ禍で特損を出して最終利益が減っており、本当は割安なのに、一見割高に見えるし、コロナが気になって普通の投資家は買わないため、平時ならあり得ない超割安株価で買えるからです。
平時の数字でEBITDA(減価償却を除いた利益)でFast Fitness Japanを評価し直すと、全く違う世界が見えてくると思います。

因みに、この会社すげーなって思ったのは、塩漬けマンの住んでる所ってかなり田舎なのですが、なんと隣町にもありました。
「赤字にならない地域なら、ほんとにどこにでも出店する気だな。本気だなこの会社」って思いました。
是非優待を出して欲しいです。隣町は結構遠いけど、通えない範囲ではないので。

とりあえず成長可能性資料のリンクです。
疑問とかグレーだった点がちゃんと説明されてましたし、フィットネスをやらない層を開拓して成長してるとか、店舗の損益分岐点が低くフランチャイズオーナーにも利点が多いとか、知りたかった事や良い点がしっかり記載された資料となっていますが、それだけに「あ~・・・これ読んだら皆欲しくなるから、初値高くなっちゃうな」って思ってました・・・まぁ3000円で買いまくってた大口のせいで、それ以下では寄らなかったでしょうが。

ふ~・・・次はマネゲです。
アディッシュは材料(MaaSで世界初のパワーワード付)と時価総額(30億台)を見て勿論買いました。
結構弱くて損切したけど、「これはどう考えてもストップ高でしょ」って思って損切した所よりかなり上だったけど買い戻したらストップ高張付きでした。
集められてた感満載で、こういう薄い低時価総額銘柄ってよく寄らずストップ高二連で値幅四倍をやるのが最近の傾向なので、初のSS4ゲットになって欲しいです。

アイドママーケティングは子会社が11時過ぎにHP更新で材料を出してて、監視してるので気づいてBOTで呟きました。

よく読んだら、今度上場するヤプリと同じノープログラミングでスマホアプリが作れるプラットフォームをリリースするとの事。
ヤプリって売上23億(予想)しかないのに時価総額368億(公募価格で)の評価を受けてる会社で、そこと同じ事するのに買われないのはおかしくね?アイドマって子会社が午前に材料出したら午後に適時開示出す会社なんだよね」
って思って、
「せっかくBOTで日本で一番早く、しかも他に誰も呟いてない材料を呟いたのに、誰も買わないなら、塩漬けマンが買うは」
って思って、買ってたら、なんかちょいちょい買われて前場終了。
そして予想通り後場にアイドマが適時開示を出してストップ高だったので半益して、残りは持ち越しました。
1月リリースで軽いイベドリになりましたしね。

最後に大好きなブシロードの決算暴落を拾っておきました。
あんまり期待してないけど、1月に事前登録が20万人と30万人のソシャゲのリリースもあるし、今回は新IPの宣伝広告費で赤字になっただけっぽかったので。

●イベント● 赤:米関係
12月14日 各州の選挙人が投票(法廷闘争の場合司法の判断次第)
12月23日 連邦議会に結果通知
1月6日 連邦議会で集計→確定不可の場合下院で投票(※各州で1票)
1月20日 大統領就任式
※裁判闘争となった場合、過去の実例から12月まで揉める可能性がある
12月17日 モデルナのコロナワクチンFDA承認予定
12月 J&J、コロナワクチン有効性確認 ※一時中断
12月頃 【アイロム】コロナワクチンの非臨床試験開始予定
12月頃 【ソレイジア】SP-04(PledOx) 国際共同第Ⅲ相臨床試験「POLAR-A」主要有効性評価項目解析の完了予定
→12月15日 開発品 SP-04 第 III 相臨床試験 速報結果のお知らせ「統計学的に有意な低下を示さなかった」
12月頃 【ナノキャリア?】mRNAワクチン(コロナ)を設計から、マウスにおける抗体価の確認までを、半年以内(12月頃)には達成できるのではないか
12月16日 四季報発売
12月17日 4:00 FOMC(量的緩和の拡充で債購入増額検討か?)
12月19日 【UMC】特設注意市場解除期限→東証の審査で認められないと上場廃止か、さらに6カ月延長
12月21日 18:00~20:00 【アビガン関連】薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会を開催します(アビガン錠200 mgの製造販売承認事項一部変更承認の可否)
12月28日 節税売り最終日
12月末まで 【イメージワン】ガスハイドレート法によるトリチウム分離技術の検証終了
12月末まで 【MVNO】NTTドコモ、音声通話改定価格(値下げ)を提示
12月31日まで 【FDK】SMD対応小型全固体電池量産開始
年内 新型スイッチ発売?
2020年上半期中 【カルナバイオ】BTK阻害剤(AS-0871)欧州で臨床試験(フェーズ1試験)を開始予定※自社治験でマイルストーンはない
2020年末頃 【リボミック】加齢黄斑変性(AMD)治療薬候補「RBM-007」の、AMD薬の最大シェアを握る抗体医薬「アイリーア」(バイエル)と直接比較した試験結果が判明してくる見込み
2020年後半 【窪田】クボタメガネの実証試験終了
2020年内 【窪田】クボタメガネのプロトタイプ完成
2020年内 行政手続きの書面・対面規制や押印を抜本的に見直し、撤廃するための政省令改正を年内に実施する方針
2020年 固定価格買取制度(FIT)を改正しメガソーラーはFITでなく卸市場で売買(経産省方針)
2020年 【メドレックス】 MRX-5LBT(リドカインテープ剤)NDA申請見込み
2020年 【FRACTALE】男性腹圧性尿失禁治療に関する医療機器の薬事承認を目指す(2019/12/25国内承認申請
2020年 フェイスブックのデジタル通貨「リブラ」サービス開始
→承認が得られるまでリリースしない
2021年 【日本カーバイド】マクセルが日本カーバイドの再帰光学部材を使用した空中映像と高精度の空中操作が可能な非接触HMI「Advanced Floating Image Display」を市場投入
2021年 【古河電池】再生エネ活用の本命「バイポーラ型蓄電池」のサンプル出荷開始
2020年2月1日~2021年1月31日 【サンバイオ】慢性期外傷性脳損傷プログラムの2021年1月期中の承認申請を視野に入れ準備
→2020年12月15日 遅延する公算が大きい
2021年1月 通常国会召集
・行政手続きの書面・対面規制や押印を抜本的に見直し、撤廃するために法改正が必要な関連法を一括改正
2021年1月 KDDI新料金プラン発表
2021年1月 【アイドマ】アプリクリエイティブクラウド「ラクリ」提供を開始(ノープログラミングで誰でもアプリ開発)
2021年1月 【アイロム】コロナワクチンの臨床試験準備開始予定
2021年1月 【ヘッドウォータ】未来型無人化店舗の商用サービス提供開始を目指す
2021年2月 【水素関連】水素普及に業界超えた協議会が政策提言
2021年3月 【アンジェス】治験第二相(500人)の接種期間完了予定→最適な投与間隔などを検証し最終段階の治験へ
2021年2月末 「雇用調整助成金」特例措置期限(コロナ支援策)
2021年3月 【ケイブ】動画配信アプリリリース予定
2021年3月末 【アイロム】コロナワクチンの臨床試験開始予定
2021年4月まで がんゲノム医療開始
2021年春 【リネット】ソラミツHDご合弁会社を作りカンボジアでネット銀行参入を目指す
2021年春 【GFA】レーシングゲームリリース
20年度中(2020年4月~2021年3月) 【藤澤電機】岐阜大と共同でアンモニアから水素製造する装置の商品化を目指す
2021年4~6月頃 【オンコセラピー】S-588210(塩野義に導出)の第三相速報予定
2021年4~6月頃 【ソレイジア】SP-04(PledOx) 国際共同第Ⅲ相臨床試験「POLAR-M」主要有効性評価項目解析の完了予定
2021年中旬 【DNAチップ】肺がんパネル診断研究開発終了、薬事申請予定
2021年10月 【ココカラファイン】マツキヨとココカラ経営統合
2021年 【リプロセル】慶応大iPS心筋、移植の治験開始を目指す(申請中)
※阪大は3年の計画で治験実施中
2022年 【リプロセル】慶応大iPS心筋、移植の承認を目指す(申請中)
2020年初頭 【三櫻工業】SolidPower自動車生産用の全固体電池のテストを開始する予定
2022年度 【FDK】積層可能な10Ah水素/空気二次電池量産化
未定 【カルナバイオ】CDC7阻害剤(SRA141 / AS-141)癌はIND完了だが、シエラ社に導出し最大283億円のマイルストーンだが、シエラ社が他の治験に注力で、CDC7阻害剤は開発方針検討中
未定 【カルナバイオ】ギリアド社に導出した創薬プログラムの癌免疫低分子キナーゼは探索中だが、最大472億円のマイルストーンとなっている
未定 【カルナバイオ】大日本住友製薬との共同研究プログラムの精神神経疾患低分子キナーゼは探索中が最大106億円のマイルストーンとなっている
未定 【シンバイオ】 抗がん剤トレアキシンSyb L-0601FD凍結乾燥材 再発・難治性 中高悪性度NHL2020年5月承認申請完了済みで承認待ち(確度が高く、業績を黒字化させる期待がある)
未定 【シンバイオ】 抗がん剤トレアキシンSyb L-1701RTD液剤 全適応症2019年9月承認申請完了で承認待ち

●ホールド中銘柄含み損益●
↓利確ほぼなしで日々損切しまくってるので、実際は全然儲かってないです
20201216保有株

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