2014-08-03 12:59 | カテゴリ:所見日記
昨日のブログ・・・過去最高の拍手数だったのですけど・・・

想定としては、拍手一桁で

「やっぱりみんな塩漬けマンが損すればいいと思ってるんだな~」

ヾ((( ๑`ω´๑)))ノ塩汁ブシャー:;::;.,*+ε=ε=ε=(ヘ(ヘ(ヘ(ヘ(´・ω・`;)ノ ギャァァァ←みんな

っていう落ちで考えていたのですが・・・

でも予想外に、たくさん拍手いただいて、さらに励ましのコメントもいただいて嬉しかったです。
これからも頑張っていこうとやる気が出てきました(つω`*)テヘ

さて、農業ですけど、今が一番厳しい時期です。
暑さも勿論ですが、病気・害虫がMAXになる時期です。

そして今の研修先ではもう農薬が全く効かないぐらい病気が蔓延しています。
・・・というか、
「この農薬本当に効いているの??騙されてない?」
っていうレベルです。

農薬は人間の薬と違って、「治療系」はほとんどないのです。
ほとんど「予防系」ですので、病気になった野菜はもう駄目なのは分かります。

でも農薬使いまくっても、全然病気の勢いが止まりません・・・

実はこういう事例がありました。

防除も大変な作業なので二つの薬剤を同時に散布して作業効率化します。
病気に効く薬害虫に効く薬を混ぜるパターンが多いです。

ある二つの農薬は混ぜて使っても大丈夫と昔から言われていて、指導員もそう指導していたので、ずっと混ぜて使っていたそうです。

ところが、研究所でその二つの農薬を混ぜて使った場合に、実際どの程度農薬が野菜に付いているか調べた所・・・片方の農薬はほとんど付いていなかったらしいのです!!

片方の農薬が野菜に付着した時に膜のような効果を発揮し、もう片方の農薬が付着するのを阻害してたようです。

ですので、
片方の農薬は実質野菜に付着していない=効果なし
なのに長年農家の人もそれに気づかず混ぜて使い続けていたという・・・

研究結果を受けて、JAや県の指導員、そして農家に衝撃が走ったそうですよ。

「病も気から」といいますが、「農薬の効果も気から」ということでしょうか・・・

例えば季節が変われば病気も変わるので、流行っていた病気がおさまります。
実は季節で病気がおさまっていたのに、農薬でおさまっていると勘違いしているとか・・・

とはいえ、農薬は農家の強い味方です。
適切に使って病気や害虫をいかに防げるかが、農家の腕の見せ所ですよね。

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