2016-07-31 00:45 | カテゴリ:所見日記
日銀追加緩和を受けて、各メディアも色々言っています。

↓東洋経済(否定派)
日銀はついに「ヤバイ」領域に足を踏み入れた
追加緩和で外国人も日本から遠ざかる?

・「金融緩和の目標は株価」と暴露したも同然
・日銀は「異次元の相場介入」の領域に足を踏み入れた
・企業・金融機関の外貨資金調達環境の安定のための措置は海外投資家からみれば、円の調達コストが上昇するので日本株が買われなくなる
・英国のEU離脱ショック後の世界の金融市場は、米国株式市場が史上最高値を更新、新興国株価指数も5%近い上昇、日本株も英国のEU離脱ショック前の水準を上回るなど、不安定な動きどころか安定的な値動きなので日銀が追加緩和する正当性はない


↓ブルームバーグ(肯定派)
日銀のETF買い入れ増額、日本株に最良の選択-政府との協調期待も
・日本株市場にとっては需給改善も含めてポジティブ
・ETFの増額は実弾としての規模が大きく、株価の下支え要因になる。底値不安は薄らいだ
・政府の経済対策に呼応する意味でもゼロ回答はまずい状況の中で、今回の追加緩和は株式市場にとって最も良い選択肢
・財政と金融両面から政策協調していくとのスタンスは好印象


要は、あるべき論(日銀の目標は株価でなくてインフレだろ!日銀は政府から独立してないとダメなんだろ!)の東洋経済と、株価にしか興味がないブルームバーグ。

投機家の塩漬けマンが興味あるのは勿論後者。
そして分かっちゃいたけど、黒田日銀は政府の言いなりで、金融緩和と称した円安誘導株価対策をしているだけと、今回の追加緩和で露見しました。

年金の損失も昨年度5兆円※累計では余裕でプラス)って発表されたので、株価対策は政府に取って大事になりました。
運用状況
※一番下のエクセルで年金がどこの株持ってるか分かりますよ。
※累計でどのぐらい儲けているかはこの資料の11ページが分かりやすいです。

んで、ブルームバーグが言ってる需給なんですけど、ETF購入が年間6兆円で、245営業日で割ったら、1日244億円使えるという事です。
これを日経が下がった日だけ買うとしたら、1日約500億円使えるという事です。
確かに無視出来ない日経押し上げ効果です。
もう為替無視して日経だけ上がる状態になるかもしれません。

しかし、円高で企業の業績が悪化すれば日経EPSは下がり、日経平均も下がらないといけません。

需給 VS ファンダ

まさか、日経平均でこんなマネゲが起きるかもしれない状況になるとはね・・・
インチキ日本市場の本領発揮です!
投機家としては動く方に乗るのみ!!

さぁ!8月相場頑張りましょう!!

◆余談◆
いよいよ都知事選挙の投票日ですね。
しかし東京都の候補者舐めてましたは・・・↓こんなのがいたら盛り上がりますよね。
東京都知事選最高ですね!

↓これ、NHKの政見放送ですよ。

さぁ、皆さん笑顔でご一緒に
「NHKをぶっ壊す♪(•̀ᴗ•́)و ̑̑ぐっ」

◆◆◆◆

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