2015-05-17 12:41 | カテゴリ:所見日記
田植えの季節ですね~。
TPPなんか関係なく、田園地帯では農家が忙しく田植えをしています。

しかしTPPになると米農家はこのままでは厳しいので、改善が必要になります。

今注目されているのが田植えをしない米作りです。

直播栽培という奴で、いろいろな方式がありますが、共通するのは、種籾を育苗せずにそのまま田に撒くのです。

直播栽培の方式

まず、10町以上一人でやってるような個人農家は、育苗などしません。
物理的に一人では出来ません。
膨大な量を作るので、人海戦術が必要な作業なのです。
ですので、苗を買いますが・・・勿論これは収益をかなり悪化させます。

人数がいる法人等は自分達で育苗します。
買うよりかは収益が良くなりますが、育苗のための消耗品(育苗培土、農薬等)、播種機、育苗機、育苗ハウスと、結構な投資が必要となります。

また、いずれにせよ、育苗した苗を田植えする場合は、田植え機を操作する人以外に、苗運びをする人が必要となります。
勿論一人でも苗をあらかじめ、なくなりそうな所ごとに運んで畝においておけばいいのですが、狭い田や、農道に隣接している田ならいいですが、大きな田では大変です。

直播栽培だと、上記の育苗又は苗購入、苗運びの二つが経費削減出来るのです。

勿論上記のサイトを見ていただけたら分かるとおり、デメリットがありますので、気候や、圃場条件で、どこでも出来るという訳ではないようですが。。。

次に経費削減出来るとしたら・・・もうぶっちゃけると、遺伝子組み換え病気にならない、害虫に強い、倒れない、ついでに美味しい米を開発してもらうのが一番いいのですが、遺伝子組み換えは農薬よりも嫌われているし、人体にどういう影響が出るのかもよく分かっていないので、日本では無理でしょうね。

せめて、TPPやるなら、米に限らず、遺伝子組み換え食品の表示義務を徹底1%未満でも入ってる可能性があったら表示義務)してもらうようにして欲しいです。
外国で遺伝子組み換えで簡単に作った作物(=安く作った作物)が、そうと分からない形で大量に日本に入ってきて、日本の農家が駆逐されるのは理不尽です。
だったら最初から日本の農家も遺伝子組み換え作物を作るよって話しです。

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