2020-02-29 06:57 | カテゴリ:勉強や投資情報
大統領選挙が株価に影響を与える季節となってきました。
現在進行形で起きている大暴落も、コロナのせいだけでなく、サンダースが大統領になったら?という不安要素も関係しているかもしれません。

3月3日にはいよいよスーパー・チューズデーを迎えます。

そして思い出されるのはトランプが当選した大統領選挙・・・
トランプは絶対にないと言われていたのに、まさかの当選をし、そしたら株価大暴落と言われていたのに、大暴落したのは選挙結果を受けての日本市場(-900円)だけで、トランプの演説での「USA!USA!」コールと共にダウは駆け上がっていきましたとさ・・・
その時、駆け上がっていく先物を( ゚д゚)ポカーンって眺める事しか出来ませんでしたよ・・・

ただ、トランプ当選でダウが上げたのは、その政策的にファンダメンタルの根拠があったからです。
となると、今年の選挙でも政策が重要になります。

さて、民主党の候補者はサンダースになりそうです。
しかし、78歳でトランプ(73歳)より年上って・・・トランプでも「お爺ちゃん過ぎるだろっ!」って思ってたのに・・・でも若者中心に人気・・・
しかも、急進左派って・・・アメリカは極端な人物しか大統領候補になれないのか・・・

前の
ヒラリー VS トランプ
も、どっちがなっても最悪って言われてたけど、今回も、どっちがなっても最悪な雰囲気・・・
と決めつけずに、とりあえず政策を見てのファンダメンタル的な判断をしないといけないかなと思います。
じゃないと、「サンダースは大統領になれない」「サンダースが大統領になったら大暴落」って言われてるけど、前のトランプの二の舞になるかもしれないですしね。

サンダースまさかの当選!
→日本大暴落
→ダウはサンダースの演説で「USA!USA!」コールで上昇
→日本投資家「( ゚д゚)ポカーン」
って展開ね。

んで、ここにサンダースの政策が書いてありました。
サンダース氏支える若者たち 民主党指名争い
↓抜粋
■サンダース候補の政策
【医療】
 ・国による一元的な国民皆医療保険制度
 ・医療費負債の免除
【教育】
 ・教員給与引き上げ
 ・学生ローン負債帳消し
 ・公立大・カレッジ学費無料化
【住宅】
 ・公的住宅の充実
 ・ホームレス根絶
【気候変動】
 ・2030年までに温室効果ガス71%減/電力・輸送での再生可能エネルギー100%化
 ・パリ協定復帰
【移民】
 ・メキシコ国境での壁建設中止
 ・特定の国からの入国禁止令廃止
【銃規制】
 ・バックグラウンドチェック強化
 ・全米ライフル協会の政治介入禁止
【女性】
 ・セクハラ、性差別、暴力の撲滅
 ・中絶の権利逆行の動き反対
【LGBT】
 ・LGBT差別反対

どこぞの国の野党のように、実現不可能な夢だけ語ってる感がありますが、これを見る限り、凄いいい人でいい政治をしそうな雰囲気になります(*´ω'*)ポッ
騙されるなっ!!( 'д'⊂彡☆))Д´) パーン
これ書いてあるの、日本共産党の機関紙「赤旗」です。
もろにイデオロギー丸出しで印象操作してきますし、経済紙ではないので、そういう観点で書かれていません。

↓大統領候補争いのライバル、ブルームバーグ氏の経済紙であり、飛ばし記事やフェイクニュースが多く投資家の信頼を失っているブルームバーグではこのように書かれています。
サンダース氏躍進、ウォール街冷静-大統領当選でもそれなりの恩恵か
・資本家階級との敵対関係を誇り、富裕税の導入も提唱する自称「民主社会主義者」
・国民皆保険は米経済の主要な柱を覆し、銀行や保険会社に厳しい影響が及びかねず、経済政策面での同氏に対する批判の最たる部分を占める
・バーニー・サンダース氏を歓迎するような部分は市場にない

・雇用主が医療保険を提供する義務をなくす市場の改革に伴い、雇用市場の逼迫(ひっぱく)にもかかわらず伸び悩んでいた賃金と家計所得を押し上げることも考えられる

↓時事通信社のこの記事に詳しいです。
急進派サンダース氏に警戒感 大増税と規制強化―米大統領選
・格差是正を掲げて富裕層や大企業への増税を提唱
・国民皆保険制度実現に必要な増税額は10年間で約28兆ドル(約3075兆円)
・「トランプ減税」を撤廃して連邦法人税率を35%へ戻す
・富裕層に対して新たな課税を導入
・銀行と証券業務を分離する「グラス・スティーガル法」復活
・金融街の投機取引税
・環境汚染につながるシェールガス採掘法や石炭輸出入の禁止
・中国に対する制裁関税を支持
 ←これはトランプ政策支持なんかいっ!!

こりゃ、あらゆる企業で株価大暴落しますは・・・お仲間の民主党の人をして以下のように言われています。
「未検証の大規模な実験は絶対にするべきではない」。民主党のオバマ前大統領の首席経済顧問を務めたサマーズ元財務長官は、サンダース氏の提案を「空想」と切り捨てた。

確かに空想的で、一見不可能な政策が多いです。
例えば、学生ローンのオフセット(帳消し)には1兆2500億ドル(135兆円)掛かると言われています。
国民皆保険制度に至っては、1年に307兆円ですよ!!
どんだけ増税したら賄えるの・・・
んで、日本だと、こういうあり得ない公約は、当然に反故にされて、実行される事はありませんが、トランプで、あり得ない政策も約束通り実行されてしまうのがアメリカという国だという事が証明されてしまいました。
米中貿易戦争(関税合戦が本当に起きるなんて誰が想像した事か・・・)やメキシコ国境の壁(万里の長城かよ・・・)とか・・・

因みに、サンダースがいいなって思うのは、左派とは思えないぐらい交戦的というか、平和主義者ではないようです。
「米国の利益保護と同盟国支援のいずれの目的であっても、正当な理由があれば「間違いなく」軍事力を行使する」
口だけで、本当は人が死ぬのが嫌な隠れ平和主義者(というかただのヘタレ?)で、安全保障の事なのに金勘定ばかりのトランプと違って、ほんとに同盟国は大事にしてくれそうです。

実際にサンダーズが具体的にどういう公約を掲げるかは分かってないです。
それ次第で精査しなければいけません。

しかし、まさかトランプを応援する事になろうとは・・・ていうか接戦になるようなら、確実に選挙前はノーポジにしないとです。
って事は、今年は前半、夏までにしっかり稼いでおかないと、選挙前はノーポジが良いので、後半かなり厳しい戦いになると思います。

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