2019-12-22 10:24 | カテゴリ:勉強や投資情報
いよいよ鬼の12月IPOラッシュも最終週となりました。
最終週は中々個性的なメンバーが登場します。
まぁ一番人気は勿論AI insideでしょう。
そして株は人気投票ですから、おのずと答えは出ると思います。

■12月23日(月)

[6557] : global bridge HOLDINGS
※TOKYO PRO Marketからの鞍替え上場
市場:東M (サービス業)
事業内容:東京・千葉・神奈川・大阪を中心とした保育施設・介護施設の運営、ならびに付帯するICT事業等
公募株式数:総総計:649,900株(公募:50,000株 / 売出:599,900株)売出株式比率:92.3%
※売出は全て第二位株主のAOKI創業者の売出分
公開価格:2,690円
吸収金額:20.1億円
時価総額:65.7億円
業績(予想):売上59億(+57%) 営業利益-5.3億 EPS77円 PER34倍
※2020年12月期計画:売上83億(+40%) 営業利益0.9億 EPS393円 PER6.8倍
ロックアップ:ほぼ全員に解除条項なしの180日
【塩漬け評】
さすがに計上利益では黒字とはいえ、営業利益赤字はまずいと思ったのか、前もって本決算の前に次期の数字を出しておいておこうという親切心か、2020年12月期の計画も出してきており、それだとPER6.8倍と割安です。
ただ、数字がいきなり伸びてて、経常利益が大幅に増えてたりで、保育園なら補助金もあるだろうし、数字の中身をちゃんと精査しないといけない。少なくとも、EPSは最終利益で計算されているので、あてにしてはだめ。ただ、TOKYO PRO Marketからの鞍替え上場は前回は歯愛メディカルが上場後暴騰し、セカンダリーでも爆益になった人も多く、正直どうなるか分からない。

[7686] : カクヤス
市場:東2 (卸売業)
事業内容:酒類・食品等の料飲店および一般個人向け販売
公募株式数:総計:2,042,000株(公募:285,000株 / 売出:1,757,000株)売出株式比率:86.0%
公開価格:1,600円
吸収金額:37.5億円
時価総額:120億円
業績(予想):売上1104億(+1.6%) 営業利益18億 EPS129円 PER12.4倍
ロックアップ:3.1%保有のその他株主以外ほぼ全員に解除条項なしの90日or180日
【塩漬け評】
売上が伸びておらず、営業利益率の低い、THE卸売りって感じで、マネゲ化要素はない。投資的には・・・配当が多分3%ぐらいあるし、卸売りにしてはPERが高いけど、売上も1000億以上ある企業だし、公募価格でなら、フェアバリューでありかも・・・

■12月25日(水)

[7079] : WDBココ
※WDBホールディングスの子会社
市場:東M (サービス業)
事業内容:医薬品の安全性情報管理の受託サービス等
公募株式数:総計:572,000株(公募:285,000株 / 売出:287,000株)売出株式比率:50.2%
公開価格:1,530円
吸収金額:10.6億円
時価総額:34.9億円
業績(予想):売上21億(+22.5%) 営業利益4億 EPS126円 PER12.1倍
ロックアップ:親会社のWDBHDが94%保有し解除条項なしの180日とほぼ完璧
【塩漬け評】
営業利益20%は立派で、なのにPER12倍は公募価格ならかなりお買い得。BB当選した人はラッキー。セカンダリーだと当然初値高騰する小型案件なので、そのうま味はなく、マネゲるか否か一点が重要になるが、マネゲる要素は業務内容にはなく、低時価総額とロックアップの掛りがよい需給だけとなるので、正直大口が買うかと、初値と、上場日の雰囲気次第。

[4488] : AI inside
市場:東M (情報・通信業)
事業内容:AI技術を用いたOCRサービス「DXSuite」の提供等
公募株式数:総総計:500,000株(公募:300,000株 / 売出:200,000株)売出株式比率:40.0%
公開価格:3,600円
吸収金額:20.7億円
時価総額:127億円
業績(予想):売上13億(+200%) 営業利益2億 EPS59円 PER61倍
※40%ルール=200+15=215 ※創業間もないとあてにならないので注意
ロックアップ:二社いるVCは継続所有を宣言し、その他は解除条項なしの90日で完璧
【塩漬け評】
AIを利用して高精度な文字読み取り(OCR)をするサービスを初期費用+ストック+従量課金の、エイチームもびっくりの鬼畜課金仕様で提供している。にも関わらず売上がたった12億なのは成長前だと信じたい・・・目論見書に難解な文字のORC読み取り例が記載されており、かなり高精度な読み取りを、クラウドのみならず、オフラインや社内サーバ等、様々な形式で提供し、それによってセキュリティに敏感な地方自治外や大企業のニーズにも応えている。また、文字以外の読み取り等、応用も効き、柔軟で汎用的で使いやすい点が評価されOCRシェアNo1商品となっている模様。実はOCRはRPAをするために前提として必要となる事が多く、「RPAが流行る=OCRが必要」という共生関係となっているので、今後の需要は伸びると思う。吸収金額20億は中型だけど、この手の人気銘柄は、マネゲる可能性が高い。初値高騰するけど、勇気を持って買えばいいんじゃないかな(適当。マネゲなので自己責任で)初日寄らなかったので、もう危険。多分塩漬けマンは買いません。(25日追記)

■12月26日(木)

[7080] : スポーツフィールド
市場:東M (サービス業)
事業内容:スポーツ人財の採用支援サービス「スポナビ」、「スポナビキャリア」等、スポーツ人財に特化した採用支援事業
公募株式数:総計:301,800株(公募:65,600株 / 売出:236,200株)売出株式比率:78.3%
公開価格:2,730円
吸収金額:9.47億円
時価総額:24.6億円
業績(予想):売上19億(+28.3%) 営業利益2億 EPS155円 PER17倍
ロックアップ:全員に解除条項なしの90日or180日と完璧
【塩漬け評】
体育会系学生の就職支援という超ニッチな業務で、ニッチ過ぎて無理ゲー感が漂う。HPを見たら時代錯誤で大爆笑だけど、それでこの売上と成長率は立派。取締役連中(大株主)が結構売出しており、上場で金儲け感は否めないが、少数株主多数(多分社員)で、社員も上場で金儲けさせてやろうという姿勢はいい会社だなって思うし、なのに「お前ら金儲けさせてやるんだから、上場でマネゲっても株を売るなよ」的な解除条項なしのロックアップを全員にしっかりかける辺りは、体育会系(社員の90%が元アスリート)の一体感と規律が出ている。吸収金額は中型だけど、低時価総額で需給はいいのでマネゲる要素はある。ただどうせ初値高すぎるので、勇気と雰囲気次第。

鬼の12月IPOラッシュお疲れ様でした。
去年の最終週はシノプスベルトラでした。
2019年相場を賑わせた銘柄ですし、週足で見たら、ほぼ初値が底値となっています。
今年の最終週銘柄の命運はいかに?!

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