2019-08-24 10:17 | カテゴリ:所見日記
金曜日、ジャクソンホールを前に激震が走りました。
中国、米関税第4弾に報復 750億ドル分に最大10%
予告されていた「対抗措置」ですが、日程的にも完全に報復関税となっています。

これを受けて円高、金利安、株安で市場は反応。
ところが、パウエル講演で利下げが示唆され、なんとダウは下げた分を全戻し。
「世界経済成長の鈍化のさらなる証拠を得た」
「米国の雇用市場は歴史的に最も強い状況です」
「7月のFOMC会議後、経済状況はさらに変化している」
「インフレは2%の目標に近づいているようです」
「成長持続へ適切に行動するだろう」


・・・が・・・せっかくのパウエル議長のファインプレーにも不満を言うトランプ
20190824トランプ1
だけならまだしも、なんと中国の報復関税に対抗して9/1に発動予定だった対中関税第4弾を午後に発動を示唆!!
20190824トランプ2

さすがにこれに市場は敏感に反応、さらに対中関税第4弾即時発動ではなかったものの、「対応」の中身である究極の報復が明らかになり、市場はさらに下落していきました。
(16日予告されていたが・・・中国が対抗なら「究極の報復」=制裁関税でけん制-米大統領
20190824関税対決
発動済み対中関税、10月に30%に上げ トランプ氏表明
・10/1から第1弾~3弾の2500億ドル(約26兆円)に対する25%の関税を30%に引き上げ
・9/1からの第4弾関税(約1100億ドル分)は10%予定だったのを15%に引き上げ
・12/15からの第4弾関税の残り(約1600億ドル分)も15%?

※今までの内容に5%上乗せ関税

↓逆イールドショックの時よりは酷くないですがダウはCFDの高値からは一時850ドル下落しています。尚、日経は現物20710円→CFD20168円でした。
20190824アメリカ
20190824為替

今回も寄り底でしょうか・・・寄り底なんだろうな・・・本当に?リバ取り行っていいの??
でも塩漬けマンがリバ取りに行った時に限って寄り天でさらに下がるんでしょ・・・知ってる・・・(´・ω・`)ショボーン

ちなみに、中国の報復関税で下げた分はパウエル発言で一時的でも全戻ししてたので、昨日の暴落はアメリカの究極の報復(対中関税5%上乗せ)分と考えると、そこまで悲観にならなくてよくてリバウンドかなって思います。

しかし、短期的にはリバウンドでも、こんな事やってて、アメリカ経済だけ好景気を維持っていろいろおかしいと思います。
やっぱり債券投資家が正しくて、世界経済はリセッションするのだと思います。
ちなみに、「逆イールドが起きてから1年~2年後にリセッション入りだからまだ大丈夫」とかいう明らかに間違った考えが流布されています。
※大体景気なんて10年でサイクルしてるんだから、1年~2年も幅を持たせたら逆イールドと関係なく普通に景気後退始まったのがたまたま被る確率も上がるし
※そもそもリセッションの定義次第でその開始に2年ぐらい幅が取られるなら、合計4年もの期間になり、たまたま~~ショックがあって逆イールドが起きて、それとは関係なく普通に4年以内にリセッションが始まったら、両者は無関係なのに結果的に「逆イールドの後にリセッションが来た!」ってなっちゃう確率はかなり高くなります

『統計は嘘をつかないが、統計使いは統計を使って嘘をつく』
さらに、過去そうなったってだけで今回そうなるとは限りませんし、たった5回ぐらいの統計学的優位性を証明出来ない分母です。
そもそも逆イールドって債券投資家がリセッションを予想して10年国債を買いまくった結果起こるのであって、債券投資家が間違っていた場合、リセッションはそもそも起こりません
逆に、今回は債券投資家の行動が遅くて直ちにリセッションが始まる可能性もあります。
それに、債券投資家に比べて楽天的過ぎると言われている株式投資家も一応数年先を見越して動くので、リセッションがまだ起こっていなくても、今回は直ちに行動を開始して株価の本格調整が始まるかもしれません。
後、去年も「逆イールドだ」って暴落しましたよね。2年債と10年債ではなかったですが、そろそろあれから1年ぐらい経ちますよ・・・
とにかく今後の経済指標に注目です。

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