2018-09-16 07:29 | カテゴリ:勉強や投資情報
塩漬けマンは散々このブログで「テクニカル(チャート)はオカルト」と言っていますが、それは本やネットで簡単に手に入るテクニカルの事です。
以後これをオカルトテクニカルと言います。

移動平均線から上昇トレンドを判断しても、それがいつ反転するか分かりません。
移動平均線がGCしても、次の日には下がるかもしれません
RSIが20に達しても、下げ続けるかもしれません
MACDがGCしても下げ続けるかもしれません
一目均衡表で厚い雲に当たっても突き抜けるかもしれません

一回一回のトレードは全てランダムで1/2ギャンブルです。

例えばスロットで設定6の台に座って打っても30分なら勝てる確率は限りなく50%です。
機械割120%・・・エッジ(期待値)がなんと20%もあるのに!!!
例えばポーカーの世界大会優勝者が初心者と1回勝負して勝てる確率は限りなく50%です。

ですので、一回一回のトレードの騰落を予想するという視点に立っているテクニカルは間違いであり、それについて解説している本やネットはあてになりません。
そして驚くべきことに、巷で出回っているテクニカルの99%がそのようなオカルトテクニカルとなっています。

さらに言うと、テクニカルでトレードをするという事は半分は外れるという事で、即ち、半分は損切をするという事なのに、その覚悟がなくて損切出来ずに塩漬けにする人までいます。
なぜなら巷で出回っているテクニカルの解説はなぜか当たるのが当然という風に書かれており、外れた時=損切について触れられていないからです。
テクニカルでは損切必須で塩漬け論外です。
またテクニカルでトレードをしている以上、指標に従って利確をしなければいけませんが、欲豚になって利確が出来ず、結局下がって利益を逃すどころか損失になる人もいます。

ではオカルトテクニカルではない真のテクニカルとは何かというと、二つあります。

・テクニカルを駆使してエッジ(期待値)がプラスのストラテジーを見つける
あらゆるテクニカル指標を駆使し、利益の最大化されるエントリーポイント・損切・利確ルールを探り、優位性が証明出来る回数(何十万回のトレード)のバックテストを、上昇トレンド、下降トレンド、ボックス等あらゆる市況で試して期待値がプラスになるストラテジーを見つける事。
ただし、このストラテジーを実際の市場で使うには、計算通りの期待値に収束させるために何十万回とトレードする必要があり、人間技では無理だし、短期であればあるほどトレード回数が増えるので、必然的にシステムトレードとなります。
また、この真のテクニカルをやっている人がよく言うのは「バックテストでは誰でもエッジのあるストラテジーを見つける事が出来るが、未来の相場で使える保証はない」「エッジのあるストラテジーを見つけても最初は使えたが、すぐに使えなくなる」という事です。

・市場は全てを織り込むのでファンダメンタルズ分析等と併用し市場に起きている変化を読み解く
市場は参加者全員の集合知であり経済状態から心理状態まで全てを織り込んだ最良のアナリストです。
そしてその変化を察知するのにファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を併用すると精度が上がります。
ただし、これは「このテクニカル指標をこのように使えば変化が察知できる」というような公式はありません。
ファンダメンタルズ分析を基盤とし、過去の相場経験、そしてテクニカル分析と全てを網羅した上で尚、正解を見つける事は不可能で、投資判断の一つの材料にしかなりません。

どうしてうるさくオカルトテクニカルについて触れるかというと、投資の世界にはインチキ投資本や詐欺セミナーや最近はサロンって言うのですか?、それ以外にもバリュー優待やNote等、時代の変化によって形態を変えて詐欺が蔓延していますが、そのほとんどがテクニカルだからです。
業績という明確な答えが必要なファンダメンタルズは詐欺に向きません。
テクニカルは業績は関係ないため、極論すると信じるか信じないかの宗教の世界であり、信心深いお人よし程あっさり詐欺に騙されて餌食にされます。
オカルトテクニカルというのは、どのようにでも解釈出来るため、解釈する人次第で上とも下とも言えるので、極論するとその人の解釈を信じるか信じないかの宗教の世界という事です。

真のテクニカルはファンダメンタルズよりも難しいです。
ファンダメンタルズの基本である業績が上がるかどうかは、まだ常識的な判断(この商品は今後流行りそうとか)が通じますが、真のテクニカルは数学的・確率論的・統計学的、さらには物理学的(しかも最先端のカオス理論や複雑系)な知識が必要とされるため、一般人には無理です。

「絶対」「100%」「必ず」という事がない投資の世界で二つ程それを見つけています。
・株価は必ず長期的にはファンダメンタルズに収束する
・長く通用する必勝法は絶対に存在しない

特に後者ですが、必勝法は最初は通じても、それが有効と分かると瞬く間に広がって、勝てなくなることから、絶対に存在しえないのです。
勝率99%を誇った必勝法であるHFTが今どうなっているか・・・HFT業者間の過当競争により儲からなくなって、HFT業者は廃業しているそうです。
今、海外機関投資家は人間のトレーダーはどんどんリストラされ、AIでやっているそうです。
ということは、ほどなくAIでは勝てなくなるでしょう。
ここまで読むとファンダメンタルズなら勝ち続ける事が出来るのではないかと思えるかもしれませんが、結局それも必勝法は存在し続けないというのに当てはまり、ファンダメンタルズを勉強すればする程勝てなくなる「ファンダメンタルズの罠」に陥ります。
ファンダに限らずテクニカルでも、投資は勉強すればするほど勝てなくなります。なぜなら投資家の大部分は負けており、勉強するという事は、その負けている投資家(=ちゃんと勉強している)と同じ投資法をするようになるからです。
つまり、投資の勉強=負けるための勉強という認識を持って、それでも尚不屈の精神で勉強し続けた人だけがその先のステップへ進めます。

時代を先取れる天才だけが先駆者利益を謳歌でき、しかしそれはすぐにそれは使えなくなります。
誰も見向きもしない市場や不祥事で汚物のように投げ売られている株を買えるリスクテイカーは報われますが、常人では買えない市場(例えば初期の仮想通貨)で買える蛮勇や暴落株のリスク・プレミアムを計算出来る能力が必要となります。
株式投資には正解がないため、運ではなく必然的に勝ち続けるには、常に勉強して変化し続ける事が必要であり、それ故に株式投資はどこまでいってもギャンブルなのです。

ギャンブルで勝つ方法は2つしかありません。
・イカサマ(株ではインサイダーや仕手のような相場操縦や風説の流布等の買い煽り等)
・運で勝っている内に勝ち逃げ


早く塩漬けマンは勝ち逃げ出来るだけ、運で勝ちたいです。
そのために、リスク管理で防御力を高くして絶対に退場しないようにし、長く続ける事でいつか運で大勝して勝ち逃げ出来る資金が溜まるその日までもがき苦しみ勉強して変化し続けます。



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