2013-04-20 10:47 | カテゴリ:所見日記
塩漬けマンは脱サラして農業するので、色々調べています。
幼馴染が農業やってるのでヒアリングに行きました。

■スペック■
・結婚子持ち
・周年野菜1品目
・ビニールハウス2.5反
・一人で自営農
・設備投資の借金800万

そして気になる労働日数は。。。365日休みなし
さらに気になる収入は。。。0円

みなさん、これが農業の実態ですよ~!
これじゃ誰もやろうと思いませんよ~!

・・・と思うでしょ?
真逆です。この話を聞いて塩漬けマンは
「やっぱり農業いいな~。やりたいな~」
って思いました。

まず労働日数についてですが、さすがに体調悪い時は休んでるし、実際の労働というと一人でのんびりノンストレスで気楽にやってるそうです。

次に収入についてですが、彼は新規就農なので、とりあえず5年は補助金が出ます。
収入が少ないと来年は200万ぐらい貰えるそうです。
なのでわざと収入は少なくしないといけません。
どうやって少なくするかって?
経費をガンガン使えば(いざとなったら機械投資でガツンと)いいのです。

ちなみにガソリン代や服代など、日用品も農業経費でつけているので、それも考慮しないとね。

じゃあ実際はどのぐらい儲かるのか?
彼は月40万~90万売り上げるそうです。
これを腕を磨いてコンスタンスに70万売り上げるのが目標だそうです。
それを達成したとして経費4割の作物なので、1年の利益は500万になる計算だそうです。

彼は力強くこう言っていました。
「農業で生きていける確信を得た!」

ちなみに儲けは価格の上下で大きく変わります。
その野菜担当のJAの人が1円でも高く売れるように良い販売先の開拓とか、量を確保して価格をコントロール出来るようにしたりして、超頑張ってくれているみたいです。

彼に言いました
「JA(市場)に卸さず自分で販路開拓して売ったら3倍儲かるんじゃない?」
こう言われました
「一人でそんな余裕はないし、この生産量じゃ業者はどこも相手にもしてくれないよ」

TPP関連でJAは諸悪の根源のように言われていますが、現場で頑張るJA職員のおかげで彼のような農家がどれほど救われているか。

最近以下のような意見をよく聞きますが、
「農家も経営意識を持って、販路開拓して、JAなしで儲かる農業やればいいんだ」
農業を知れば知るほど、これは農業の実態を知らない人の机上の空論だと思えてきます。
確かに就農=起業です。
でも誰もが孫さんや稲盛さんのような経営能力を持っているわけではありません。
一流とまではいかなくても、それなりの経営者じゃないと成功しないぐらい農業がシビアなら今頃日本の農業は崩壊しています。
それを崩壊しないように底辺で支えているのがJAなのです。

ちなみに全くの新規就農で成功する人は10人に1人と言われています。
ただでさえそんなにシビアなのに・・・ね・・・
ほとんどの人は農業をなめてて、「サラリーマンより楽でしょ?簡単簡単♪」って気楽に就農して、大きな借金を背負って退場していきます。
なんか株やFXみたい(笑)

ただ塩漬けマンが就農するのは株式会社で農業をやっている法人で、大規模の儲かる農業を目指しています。
また塩漬けマンを就農させるために支援してくれているJAの人達も、経営感覚を身につけた儲かる農業が出来る経営者を育てようと支援してくれています。。。。

塩漬けマンも最初はヒアリングした彼のように、一人でのんびり気楽に農業♪って考えてたのに、なぜかJAが絡んで、上記で書いたように期待されるというやばい状態に追い込まれているのですよね・・・
「なぜ?一体なぜこうなった?何が起きてるの?」
ってのが今の状況です。

はぁ、期待に応えられるかな・・・というか、塩漬けマンは期待されるのが嫌いです(`・ω・´)キリッ
いや、30歳過ぎて何言ってるんだ!頑張る!

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