2019-06-22 10:24 | カテゴリ:勉強や投資情報
2014年って塩漬けマン、IPOの初値からの株価推移を全部まとめていたのです。
2014年IPOまとめ
これ見返して、その後の株価と業績の推移を見比べると、無茶苦茶面白いなと思って。

アキュセラ(現窪田)とかはどう考えても面白いのは分かり切ってるし、社名変更したせいで過去の面白かった時のチャートが表示されなくなっているし、もはや「初値」なんてどうでもいい感じになっているので、触れません。

※以下、株式分割があるので、IPO時の株価と現在の株価は激しく乖離しているので注意です。

【サイバーリンクス】 和歌山の携帯ショップとクラウドIT等
市場:ジャスダック
公募価格:2400円(仮条件2200-2400円の上限)
公開株数:28万7500株/100株単位
吸収金額:約6.9億円
初値:6550円、公開価格の2.7倍
株価推移:初値付かず即金規制→-18%ストップ安張付→18%ストップ高張付→13%ストップ高張付→-4.63→-11.5
評価:初値高すぎで暴落も、小型IPOの需給でストップ高二日。やはり小型IPOは熱い


20190622サイバーリンクス業績

20190622サイバーリンクス

小型で公募の2.7倍で寄った後の値動きが、ストップ安から二日連続ストップ高・・・まぁ激しい・・・そして、結局初値天井となっていて、現在初値の半額ぐらいの株価・・・・需給で初値が3倍近くなる銘柄を高値掴みすると、そしてその銘柄がちゃんと成長をする銘柄でない限り、ほぼ助からないよという例です。
まだ、ここは黒字なのでいいです。少しづつ成長しているので、後5年ぐらい持っていたら助かるかもしれません。次はもっと酷い例。

【リアルワールド 9月18日】 クラウド(Crowd)サービスの運営等
市場:マザーズ
公募価格:2,530円
公開株数:公募27.04万株/売出29.43万株
吸収金額:14.2億円
初値:3,515円(+78.1%)
株価推移:-15.5%(ストップ安張付)→-7.62%→-7.54%→-1.54%→0%→-0.63%
評価:14億の規模でこれだけ高く始まると悲惨な事になる。しかもクラウドと言えば聞こえがいいが、ただのポイントサイト運営でしょう・・・


20190622リアルワールド業績

20190622リアルワールド

驚く程初値が高くなかったのに、延々下げ続ける・・・でも2016年には業績アップで、ワンチャン逃げるチャンスがありました。
この時点ではダメ企業だと見抜けなかったどころか、むしろ成長企業ですらあったので、難しい銘柄です・・・赤字転落した2017年の時にちゃんと損切して逃げてないとって事ですね。
赤字転落した銘柄が大暴落する理由・・・分かりました・・・悪循環に陥ると、こうなっちゃうんでしょう・・・

【AMBITION 9月19日】 賃貸住居用の転貸借用物件管理及び賃貸物件の仲介・斡旋等
市場:マザーズ
公募価格:960円
公開株数:公募29.6万株/売出32万株
吸収金額:5.91億円
初値:1,555円(+62.0%)
株価推移:+17.68%(一時ストップ高)→-18.8%→-3.57%→-2.16%→-0.86%
評価:業務内容は不動産で微妙だた、直近IPOのリアルワールドが撃沈していた警戒感からか、初値が高くなる小型なのに、意外と低くよったので、一時ストップ高張り付いた。しかし、不動産というのがやはり不人気なのか、剥がれたが、+17%は立派→二日目はさすがに暴落


20190622AMBI業績

20190622AMBI.jpg

小型なので最初こそ乱高下するも、一旦200円近くと、ほぼ初値の半額近くまで調整した後は業績の伸びと比例して株価も右肩上がり。
塩漬けマンの苦手で嫌いな不動産ですが、短期的な乱高下をしても、業績がちゃんと上がれば、株価はちゃんとついてくるといういい例ですが、よくよく見てみると、4年で売上4倍、営業利益8倍と、これだけ劇的に業績を上げていて、株価が高値で初値の5倍、現在では3.5倍・・・しかも激しく乱高下するので、タイミングが悪い時に手放しちゃうと初値の2倍程度の利益にしかならない・・・4年という時間に見合ったパフォーマンスなのだろうかと疑問に思う・・・だから不動産銘柄って買いたくないんですよね。

【メドピア】 ネットによる医師向け情報サービス「MedPeer」の運営
市場:マザーズ
公募価格:4,000円(仮条件の上限)
公開株数:(公募:160,000株 / 売出:75,000株)
吸収金額:10.8億円
初値:9,250円(公募比2.3倍)
株価推移:1.62%→-12.77%(ストップ安)→0%→-0.85%→8.97(一時ストップ高)
評価:5日目ストップ高はレアジョブに連れ高した


20190622メドピア業績

20190622メドピア

今をときめくメドピアですが、結局初値が高すぎたので、初値で買った人は最近ようやくプラスになったって感じです。
最初は業績が悪かったので、かなり長い間株価は低迷。結局2017年の業績に変化が見られた時に買った方が利益は大きいパターンです。業績に良い変化が見られた銘柄は調整中だと、とりあえず初動は買っておけという典型です。特にメドピアのようなストック型ビジネスモデルは軌道に乗ると、なかなか減収減益ってなりにくいので、安心して買えますが、勿論PERが100倍超えなので、減収減益決算で即ストップ安大暴落、例え増収増益決算でも、成長率鈍化だと大暴落するので、常にそのリスクとの兼ね合いが必要です。

【レアジョブ 】 オンライン英会話サービスの運営
市場:マザーズ
公募価格:1,170円(仮条件の上限)
公開株数:(公募:100,000株 / 売出:160,000株)
吸収金額:3.49億円
初値:3,155円(公募比2.7倍)
株価推移:初値持越→22.03%(ストップ高張付)→-0.78%→18.32%(ストップ高張付)→15.49%(ストップ高張付)
評価:小型IPOはいい意味で荒れますね


20190622レアジョブ業績

20190622レアジョブ

今をときめくレアジョブですが、小型でしかもオンライン英会話と流行りそうな業務内容だったのか、公募の2.7倍という高値で寄ったにも関わらず、セカンダリーでストップ高3回とかいう大人気株でした。
・・・が・・・業績が全くついてこず、初値から株価は約1/3へ・・・そしてPERも常識の範囲内になるぐらい長い調整を経て、業績に良い変化が現れ、一気に人気株へ・・・なのに、まだ株価は初値近辺です・・・公募の3倍近い株価で買ってしまうと、よっぽどの事がないと助からないという例です。

【ジャパンインベストメント 9月11日】 オペレーティング・リース事業(主力)、M&Aコンサル、不動産投資等
市場:マザーズ
公募価格:2,550円
公開株数:43.98万株
吸収金額:11.2億円
初値:5,770円(公募比2.2倍)
株価推移:初持越→17.33%(ストップ高張付)→-14.77%(ストップ安張付)→-14.64%→-5.08%→+1.71%→-5.36%→+2.56%→+6.83%→+14.20%(ストップ高張付)
評価:VC少なく、完全に売り枯れでストップ高の翌二日間暴落・・・もはやギャンブル


20190622JIA業績

20190622JIA.jpg

初値が公募の2.2倍という高値で寄ったため、最初こそストップ高安沢山の乱高下をするも、ほとんど倍々ゲームで業績を上げている銘柄に取っては、長期的に見たら公募の2.2倍の高すぎる初値も、最初の乱高下も全て誤差の範囲内で、脅威のテンバガー達成も、そこから株価1/3になるという絶賛調整中で、いかに凄い銘柄でも、利確の大切さを教えてくれています。尚、初値からずっとガチホしてる人は今約3倍で、4年という時間の割りには、微妙なパフォーマンスとなっています。

【丸和運輸機関】 サードパーティ・ロジスティクス(3PL)事業、運輸事業、他
市場:東証二部
公募価格:3400円(仮条件の上限)
公開株数:80万株/100株単位
吸収金額:約31億円
初値:3100円(公募比約-8.8%) ※公募割れ
株価推移:-3.96→-1.98


20190622丸和業績

20190622丸和

物流クライシスで今をときめく丸和運輸機関はなんと公募割れ!!!
チャートはほぼほぼ右肩上がり・・・脅威の初値から12倍!
こういう確実に成長する銘柄の公募割れは買って放置でいいという例
フィックスターズとか上場時は凄く高く寄って、マネゲで上がりまくって、初値を割る大暴落大調整を経ての今の人気銘柄新高値で、つまり、初値が高すぎたり、マネゲで上がり過ぎると、ずっと握るって不可能な乱高下のチャートになります。
それに比べて、丸和運輸機関はひたすら上がり続ける・・・楽にホールドできま・・・せんっ!!
実は、業績に変化があった、2017年に塩漬けマン、買っているのに、そこから右肩上がりなのにガチホ出来ていません!!!
しかも、そもそも上場時はアマゾンの物流クライシスなんて言われてなくて、運送銘柄がこんなに人気になるなんて、考えもしませんでしたから、眼中になさ過ぎて、買うなんて論外でした。
ただこれ、同業と比べて、異常なぐらい割高過ぎます・・・丸和運輸を今から買うなら、遠州トラックの方が遥かに割安で成長余地があります。

こうして見てみて思ったのは、IPOのセカンダリー短期マネゲ(一泊二日とかの)も効率という面では最強でいいですが、それって必然的に初値が高すぎる銘柄が多いので、凄い勇気が必要だし、外すと非常に効率的に大損を出来ます。
むしろ、初値が低くて業績が確実に上がり続ける銘柄はガチホでよくて、さらに公募割れするような銘柄にこそ大きなチャンスがあるんだなと思いました。
そして、業績が伸びる銘柄は伸び続ける以上、基本ホールドしていてもいいのではないかと思えます。
ただ、その業績の伸びが緩やかだと、株価の上昇率が低すぎて、非効率的な上に、結局~~ショックとかで暴落した時に損切で売ってしまうんですよね・・・
そして、上記のチャートは週足なので、簡単そうに見えますが、日足だとなかなかの乱高下で、やはり日々の騰落に一喜一憂してしまいます。
まぁいずれにせよ、ガチホなんて、よっぽどの成長株以外、全体の相場が上昇トレンドの時しかダメで、アベノミクスの最初でこの結果ですから、今からは厳しいです。
よっぽどの成長株だけ見抜ける選球眼があればいいですけど・・・
ただ、握力を強くすべき銘柄はちゃんと見極めて、これからはそれも意識した投資を心掛けたいですが、多分~~ショックの時にはノーポジになると思います。
ノーポジになってもちゃんと買い戻せれば問題ないのですが、フィックスターズも丸和もレアジョブもメドピア買い戻せていないので、実際は無理なんだと思います。

===蛇足===
このIPOのまとめ、面白いし、役に立つけどやめたのは、無茶苦茶面倒くさいんですよね。でもまたやってみようかな。
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