2014-06-15 16:54 | カテゴリ:雑談
生まれて初めてキャバクラに行った時の話です。

会社の同僚・元先輩二人(一人は会社辞めて無職一人は起業して社長)と新宿で飲んだ時の話です。

一次会が終わって新宿歌舞伎町を歩いているとキャバクラのキャッチに捕まりました。

「一人3000円ぽっきり」と言っています。

塩漬けマンは真面目なのでキャバクラとか行った事ないし、行きたくなかったのですが、元先輩二人が駄目人間でして、キャバクラに行こうという話になりました。

断りきれずについていきました。しかしいかんせん初めてなのでシステムが分かりません

女の子「お酒飲んでもいいですかぁ~?」

塩漬けマン「(は?勝手に飲めばいいじゃん。馬鹿なの?)・・・いいよ」女の子のお酒代は客持ちというのを知らない馬鹿

女の子「ここ楽しいですぅ~。まだ居ていいですかぁ~?」

塩漬けマン「(は?居たいなら居ればいいじゃん。馬鹿なの?)・・・いいよ」延長という別料金が発生するのを知らない馬鹿

元先輩とかもどんどん食べ物注文したり、飲み放題と言われたウィスキー以外のお酒を注文して飲んでいます。

それを見ていたので、食べ物もお酒もいくら注文しても3000円なのかと思っていました。←そんなはずね~だろ馬鹿

社長先輩は用事があると2万円置いて帰りました。

さて、会計です・・・30万円!!!

同僚「はわわわわわわわ」

無職先輩「3000円だけって言われたんだから3000円しか払わない!」←いや・・・お前キャバクラのシステム知ってて注文してただろ!

塩漬けマン「ちょちょちょちょ・・・レシートを・・・30万はないでしょ?」

黒服「はいレシートです」

そこには、紙切れに以下のように書かれたレシート?が

ビール 正正正正正
カシスオレンジ 正正
モスコミュール 正
カルピスサワー 正一
ファジー・ネーブル 正下
カンパリ・オレンジ 下

・・・以下そんなのが続く

塩漬けマン「(なぜ正の字でカウント・・・)いや・・・女の子こんなに飲んでいませんでしたよ・・・」

黒服「・・・とりあえず事務所で話ましょうか」

事務所に連れて行かれたら、ヤクザ呼ばれてヤバイ事になると思った塩漬けマンはエレベータに駆け込んで、外へ出ようとしました。
すかさず黒服がエレベータのドアを押して、動かないようにします

黒服「事務所へどうぞ」

塩漬けマン「・・・なるほど・・・だがっ!断るっ!」

塩漬けマン「警察を呼びますよ」

携帯を取り出して威嚇しました。
しかし黒服は余裕綽々です。
携帯を見ると、なんと圏外!!!

無職先輩「何をしてるんだ!早く警察を呼べ!」

塩漬けマン「(いや・・・あの・・・圏外ですがな・・・)(´・ω・`)しょぼーん」

エレベータで30分押し問答。

歌舞伎町の雑居ビルって非常階段は荷物が置かれて使えないのが多い(消防法違反ですよ!)ので、たった一つのエレベータが使えないと、上や下の階が困ります。
そのたった一つのエレベータを30分も占拠していたから、上や下の階のキャバクラやクラブの店長やママがブチ切れて、怒鳴り込んできました

黒服が怯んだ一瞬を見逃しませんでした(`・ω・´)キリッ
非常階段を見つけていた塩漬けマンは立ちふさがる黒服の脇をすり抜けて、非常階段から外へ出ましたっ!
そして携帯を見ると・・・勿論電波バリ3ですっ!
形勢逆転とはこの事ですっ!

塩漬けマン「警察を呼ぶぞっ!」

すると今まで余裕綽々だった黒服が慌てふためいています。

黒服「ちょちょちょ・・・警察は勘弁して下さい・・・」

これでやっと対等・・・いや、有利な交渉が出来ます(`・ω・´)キリッ

塩漬けマンは黒服と交渉を開始しました。
なんか、あっちの方で無職先輩と店長っぽい人が怒鳴りあって揉めていますが、とりあえず無視して、話の分かりそうな黒服と交渉です。

塩漬けマン「確かに・・・注文していたし、延長もしていた・・・が・・・この量・金額は有り得ない!この適当なレシートを警察に見せてもいいのですよ(`・ω・´)キリッ」

この適当なレシートは警察を呼んだ時に武器になると思って、「返せっ!」という黒服から死守していたのです。

黒服「そうは言われましても・・・実際注文された数をカウントしたものでして・・・」

とレシートを取ろうとする黒服の手をかわし、

塩漬けマン「モスコミュール五個になってますが、これを頼んだ私に付いていた女の子は最初っから最後まで一杯のモスコミュールしか飲んでいませんでした。注文はしていても、出てないなら無効です(`・ω・´)キリッ」

黒服「・・・まぁちょっとこれは・・・」

すぐにでも警察を呼ぶぞというジェスチャーで威嚇しながら、

塩漬けマン「注文もしたし延長もしたのだから、3000円というのが有り得ないというのは分かっています。一人2万で8万で手を打ちましょう(`・ω・´)キリッ」

黒服「まぁ・・・しょうがないですね・・・」

これが落とし所というものでしょう。しかし交渉を終えた所で無職先輩と店長がやってきました。
二人とも息も絶え絶えでなんか服とか埃だらけでボロボロです。
何でも揉み合いになりながら修羅場の交渉をしていたみたいで・・・

無職先輩「最初の約束通り、一人3000円になったぞ ( ・`ω・´)ドヤッ! 」

誇らしげに言ってきました。

塩漬けマン「え?!・・・いや・・・こっちは一人2万って・・・なったの・・・ですが・・・」

無職先輩「はぁ?!お前馬鹿かっ!一人3000円って言われて入ったんだから、それでいいんだよっ!俺は3000円しか払わないぞっ!

黒服が話しが違うという感じで塩漬けマンを睨みます。

塩漬けマン「いや・・・え・・・だって先輩・・・注文もしてたし、延長だって・・・2万ぐらいが妥当じゃ・・・」

無職先輩「ふざけるなっ!絶対3000円だっ!店長も同意しましたよね?」

店長「え?!・・・いや・・・こっちでそういう話になったなら・・・8万を・・・」

無職先輩「俺は払わないぞっ!」

お前が一番注文してたんだろっ!フルーツとか食ってただろっ!ついでに姉ちゃん触りまくっていただろっ!!と思いながら、

塩漬けマン「とりあえず8万俺が払いますよ」

と社長先輩が置いていった2万と自腹で6万出して場を収めました。

それで終わりと思うじゃないですか?

夜3時頃の新宿を歩いていると、店長が後ろを付いてきます
尾行というよりは、堂々と・・・しかも電話をしながら・・・明らかに電話で仲間を呼んでいます・・・確実にボコられます・・・

同僚「やばいよ・・・どうしよう・・・」

塩漬けマン「駅前に交番があるから、そこで始発まで待とう」

同僚「いや・・・警察とかで・・・刺激しない方がいいよ」

意味不明です。なんで刺激になるのか・・・

塩漬けマン「じゃあタクシーで渋谷まで行こう。俺んちに泊めてあげるよ」

当時塩漬けマンは渋谷に住んでいました。
しかしこの提案をアイツがとんでもない理由で拒否します。

無職先輩「俺タクシー代ないから却下」←死ねよテメェ

塩漬けマン「・・・俺が出しますよ・・・」

無職先輩「よし、タクシーだ(`・ω・´)キリリリッ」

タクシーが脇を通った瞬間、バッと道に飛び出して、タクシーを止め、急いで乗り込み

塩漬けマン「すぐに出して下さい!全力で渋谷まで行ってください!とにかく早く!早く!」

同僚「悪い人に追われているんです!早くっ!」

運転手「何!? 任せとけっ!」←さすが新宿のタクシー運転手♪

渋谷の自宅につくと、みんなで仮眠を取りました。
無職先輩は3000円すら払わず帰っていきました。
今に至るまで、2万はおろか、3000円すら回収出来ていません(ノω・、) ウゥ・・

そしてそれから三ヶ月新宿に行くのを避ける生活となりました(´・ω・`)しょぼーん

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