2015-11-23 12:54 | カテゴリ:所見日記
まだ気が早いですけど、来年から真田丸が始まりますね!
やはり大河ドラマは戦国時代が一番燃えますよね。

脚本三谷幸喜っていうのが、史実にちゃんと忠実にやってくれるかどうか心配ですが・・・
大正時代に創作された真田十勇士とか出てきたらドン引きですよ・・・

真田関係で塩漬けマンが好きなシーンは小松姫の逸話です。
小松姫は徳川四天王の中でも別格の、あの本多忠勝の娘です。

本多忠勝伝説は以下の通り
・生涯57の合戦に臨んで、かすり傷一つ負わなかった
・武田軍から「家康に過ぎたるものが二つあり、唐の頭に本多平八」と狂歌に読まれた
・織田信長から「花も実も兼ね備えた武将である」と言わせた
・豊臣秀吉から「日本第一、古今独歩の勇士」、「東に本多忠勝という天下無双の大将がいるように、西には立花宗茂という天下無双の大将がいる」と言わせた
・徳川家康から「まことに我が家の良将なり」と言わせた


その娘の小松姫も父の教育もあってかなかなか人物でした。
そして第一次上田合戦(徳川【負け】 VS 真田【勝ち】)で真田家の力を思い知った本多忠勝は、真田家を取り込むために、小松姫を真田信幸(幸村の兄)に嫁がせたのです。

その後関が原の戦いで、真田家は以下のように分かれて戦う事になりました。
徳川方(東軍) 兄信幸
石田方(西軍) 父昌幸 弟幸村

この時、信幸不在で沼田城を城代として守る小松姫の所へ昌幸・幸村軍が立ち寄り、閉ざされた城門の前で昌幸が以下のように言いました。
昌幸「信幸と敵となったからには、もう孫の顔を見る事も出来ないだろう。今生の別れに孫の顔を見せて欲しい」
ところが完全武装して弓を構えた小松姫は以下のように言いました。
小松「この城を預かる者として、敵を中に入れる訳には参りません。お帰り下さい」

昌幸はあわよくば、沼田城を乗っ取ろうと思っていたのですが、小松姫に防がれたわけです。

所が翌日、昌幸の元を小松姫が孫を連れて訪れて、祖父と孫の最後の対面をとりなして帰っていったのです。

カコ(・ω・)イイ!!

ちなみに、関が原の戦いでは昌幸・幸村親子は、徳川秀忠率いる徳川本体を上田城にわずかな兵力で足止め(第二次上田合戦)しましたが、西軍が負けたため、死罪となる所を、兄信幸と本多忠勝のとりなしで一命を取り留めて、幸村は監禁生活の後、大阪の陣へ突入します。

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