2017-09-04 15:51 | カテゴリ:所見日記
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●材料●

防護服
北朝鮮核実験+電磁パルス攻撃示唆
技研興業 ストップ高
東邦金属 +3.9%

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土日にカリアゲ君が水爆実験をして阿鼻叫喚で始まった日本市場は、リバなし、GDからさらに下がる展開。
とりあえず直近雰囲気怪しかったのと、北朝鮮の建国記念日まではロングポジらない方針だったのが功を奏して今回の暴落は神回避

しかし、特に酷かったのがゲーセク
でもよくよく見たら、ストップ安もないし、普通の下げでした
まだ揉めそうだし、普通の下げでは買えないです

ただ、今回はいつもの防衛関連もあまり上がっておらず、技研興業が新人で頑張っていただけでした。
とりあえず朝買って、ストップ高無理そうだなと思って利確+74,939したら、ストップ高行きました。

さて、日経ヴェリタスで全個体リチウムイオン電池でFDKが取り上げられたようで、+7%と強かったです。
今回の調整で拾う候補はやはり、EV・リチウムイオン電池関連です。

↓土日にまとめました
※いつもの右にリンクのある「マネーゲーム材料株まとめ2」に同じ内容書いてます。今後最新情報の更新は左記でします

■EV・リチウムイオン電池(2017/9/3更新)
◆モーター
・日本電産 3.6兆 EV時代に向けて大型投資
2017/04/05 日本電産、EV・PHV駆動モーター 開発投資10倍超−車載の主力製品に
・明電舎 903億 PHEV、EV用モーター類停滞
・三井ハイテック 830億 自動車・家電向けモーターコア製造大手
モーターコア
・黒田精工 142億 車載用モーターコア
※業績成長だが割高水準。直近賑わっているのは低時価総額マネゲの影響も
2016/12/09 "Glue FASTEC"モーターコアに関するお知らせ「自動車の駆動用モーターとして初めて量産採用」
・小田原エンジニアリング 176億 EV・HV モーター用巻線設備市場の世界トップシェア
※業績低迷だが割安水準。直近急騰は低時価総額マネゲ
社の設備によって生産されるモーター

◆リチウムイオン電池
◇電池本体
・パナソニック 3.5兆 テスラにリチウムイオン電池提供北米工場稼働
・GSユアサ 2274億 リチウムイオン電池の育成注力
・古河電池 306億 
2017/04/24 古河電池、首都大学東京とともに次世代リチウムイオン電池開発会社(株)ABRIを設立

◇セパレーター
・旭化成 1.8兆 セパレーター世界首位
2015/08/27 米国Polypore International, Inc.の買収完了について ※米セパレータ会社を2600億円で買収
2017/03/30 リチウムイオン二次電池用セパレータの生産能力増強について
・東レ 1.6兆円 セパレータ特許力一位。世界で1200億投資
・宇部興産 3345億 日立マクセルとの合弁会社、宇部マクセルの高機能塗布型セパレーターがトヨタ自動車の新型HV「プリウス」に搭載したLIBに採用
2016/9/29 リチウムイオン電池用セパレータ設備増強について
・ダブルスコープ 725億 セパレーター専業メーカー
※業績下降で成長鈍化顕在
・ニッポン高度紙 266億 電気絶縁用セパレーター(紙)専業大手
※業績成長顕著

◇正極材
住友金属鉱山 1.1兆円 パナソニックを通じてテスラに正極材を独占供給
2017/07/28 二次電池用正極材料(ニッケル酸リチウム)増産について
日本化学産業 459億 住友金属鉱山から正極材の受託加工
2014/11/05 二次電池用正極材の受託加工及び固定資産の賃貸借契約の締結について
2017/01/25 二次電池用正極材の受託加工増産に係る設備投資等のお知らせ
・田中化学 429億 住友化学子会社で正極材料専業
※赤字だが今季黒字化を予想
・戸田工業 284億
※正極材は赤字で事業の合弁化に向けて複数の候補先と継続して協議。V字回復目指す
・安永 256億
2016/11/22 リチウムイオン電池製造に関する新技術開発のお知らせ「Libの寿命12倍」
2017/05/12 第5次中期経営計画について「ビジネスモデル構築と小規模量産開始を目指す」←トーンダウン
2017/08/04 「第9回中国(上海)国際リチウム電池工業展示会(CNIBF2017)」出展のお知らせ
※リチウムイオン電池材料以外で業績好調

◇負極材
・日立化成 6219億 リチウム電池向け負極材世界首位
・東洋鋼鈑 544億 電気自動車用リチウム電池向け鋼板の拡販に注力
※今季業績拡大予想。事実四半期決算は毎期好調
・日本カーボン 489億
※今季V字回復見込み、事実第二四半期上方修正で好決算を示す

◇電解質 ※メーカーは世界的にも少ない
・三菱ケミカル 1.5兆 正極材は振るわず撤退。電解液も苦戦し英で生産中止、中国では宇部興産と事業統合を発表するも当局の承認遅れている。
・宇部興産 3345億 出遅れているが巻き返して26年までに100億円以上の売り上げを目指す
2016/10/13 中国における電解液事業の提携について※三菱化学と提携
・日本触媒 3170億 世界で初めて量産技術を開発したリチウムビスフルオロスルホニルイミド(LiFSI)
2012/2/29 リチウム電池電解質LiFSIを開発
2015/07/27 日本触媒 LiB電解質の事業化加速 17年にも設備増強
・セントラル硝子 1016億 フッ素化合物を知り尽した唯一の電解液メーカー
2017/03/07 欧州におけるリチウムイオン二次電池用電解液製造・販売会社の設立のお知らせ
・関東電化 609億 『六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)』は世界でも主に四社だけが生産し、そのシェアは約20%でトップクラス
2017/03/27 【トップインタビュー】 関東電化工業 長谷川 淳一 社長「Lib用電解質の生産能力を従来比2・3倍の年5400トンに増やす」
・ステラケミファ 587億 六フッ化リン酸リチウムの製品化を他社に先駆けて実現、フッ素化合物で世界トップレベルのシェア
2010/05/22 リチウムイオン電池用電解質、生産能力2.4倍 ステラケミファ
・日本化学工業 213億
2007/05/09 日本化学工業、リチウムイオン電池向け電解液用の不燃化材料を事業化

◆全個体リチウムイオン電池
◇電池本体
日立造船 931億 全固体電池を低コストに製造する技術を開発
2016/02/18 耐久性と安全性を向上させた全固体リチウムイオン二次電池を開発~低温から高温まで動作可能かつ長寿命~

◇正極材
・富士通 1.6兆、FDK 456億
2017/2/27 高エネルギー密度を有する全固体リチウムイオン電池用正極材料を開発~全固体電池の開発を加速~
・電解質
出光興産 5599億 全固体型リチウムイオン二次電池、特許総合力ではパナソニック・トヨタを抑え一位
オハラ 382億 リチウムイオン伝導性ガラスセラミックス LICGC開発
2016/08/24 低温下で駆動する全固体リチウムイオン電池の試作に成功
※リチウムイオン電池材料のおかげではないが業績好調

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んで、これ見たら分かる通り、競争は厳しいです。
そりゃそうですよね。結構前からリチウムイオン電池は投資が行われて競争が激化し、さらに中国勢の参戦で、完全にレッドオーシャンとなっています。
特に三菱ケミカルが電解質で英撤退、中国では宇部興産と事業統合、そして正極材は撤退という厳しい戦いをしています。
正極材では比較的高いシェアを持っていた戸田工業もマネゲで株価は上がりましたが、正極材は赤字で厳しい戦いをしています。
また時価総額の大きい大手はリチウムイオン電池以外の事業業績の影響も受けるので、この材料だけでは買えません。
狙うべきは、
・リチウムイオン電池の比率が大きく、尚且つ業績に表れている銘柄(必然的に時価総額低くなる)
 →成長株投資
・リチウムイオン電池の比率が大きいか、将来主軸に育てる投資をしており、業績低迷により株価も低迷している銘柄
 →復活株投資
※低時価総額というだけでマネゲで株価だけ上がった銘柄は危険と思います。

後気を付けなければいけないのは、まだ数年は大丈夫ですが、将来全個体リチウムイオン電池が実用化されたら、セパレータは使わなくなるので注意です。

さて、明確なオーバーシュートが来てくれたら仕込みやすいですが、直近では建国記念日というイベントが大事になるので、その辺りを意識しながらうまく大底仕込みを決めたいです。

あ、取れそうなデイ取って眺めておくのもあれなんで、ガンホーとPCデポ空売りしておきました。

●ホールド中銘柄含み損益●
ガンホー【空売】 +3,861
PCデポ【空売】 -3,134

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